Q1.なんではねっ娘って言うの?
アマエビは約11年ほどの生涯の中で生まれてから約3年間は無性別で過ごし、その後約2年間をオス、それ以降をメスとして過ごします。エビかご漁で獲れるアマエビは大きいものだけを獲るシステムのため、そのほとんどが「メス」のアマエビになります。
そこで元気なアマエビがメスであることから「はねっ娘」と名付けられました。
Q2.アマエビはどこで獲れるの?
アマエビは光の届かない真っ暗な深海300~800mに生息していると言われています。
お送りするアマエビが獲れる漁場は、地形が非常に急峻(山から海底までが急になっている)ので陸から深海までが距離的に非常に近いことが高鮮度なアマエビが水揚げできる理由です。
Q3.鮮度がいいアマエビはどう違うの?
生きているアマエビはとても真っ赤な色をしています。
死ぬと徐々に色が落ちてきて、鮮度が悪くなると白っぽくなってきます。
Q4.アマエビはなんで赤いの?
エビは「アスタキサンチン」という赤色の天然色素を含んでいます。
深海に生息するアマエビは元々赤っぽい色をしていますが、浅瀬に生息する車エビなどは黒っぽい色をしています。
どちらも加熱することで、アスタキサンチンが変化してより赤く発色します。
Q5.アマエビ触覚はなんで長いの?
アマエビの触覚は海底でエサや敵を感知するソナーとしての役割を持っています。この触覚が長い状態で水揚げされるのは鮮度がいい証拠でもあります。
Q6.アマエビ腰の黒い点はなに?
これはよく分かっていません。
一説には網などにぶつかった際の傷だと言われています。
Q7.なんで生きてるアマエビは剥きにくいの?
アマエビに関わらず、生きているエビは身と殻がくっついた状態です。
身が締まると徐々に身と殻が離れやすくなっていきます。
Q8.どうしてアマエビは死んだ方が甘いの?
生きている状態ではうまみ成分があまりありませんが、死んでから徐々に体内のたんぱく質分解酵素が筋肉を消化することで甘くなっていきます。