さかなの知識 マサバ vs ゴマサバ:味わいと旬の秘密を徹底比較! マサバとゴマサバの基本情報 マサバとゴマサバの見分け方 「サバ」と呼ばれる魚には大きく分けてマサバ(真鯖)とゴマサバ(胡麻鯖)の2種類があります。見た目で両者を識別するには、いくつかのポイントがあります。一つは体の模様です。ゴマサバには黒い斑点が腹部まで続いており、“ゴマを散らした”ように見えるのが特徴です。一方、マ... sakamako
さかなの知識 夏の旬「スズキ」 スズキは高級魚のひとつとして、古来より脈々と食されてきました。 古事記や万葉集にも登場し、文献によれば神事にも使われたり、平清盛が船で熊野へと詣でる際、船上に飛び込んできたのがスズキで、以来清盛は太政大臣にまで出世したことから、出世魚であることもあり、縁起の良い魚とされました。また味がとてもよかったことから人気が高かっ... サカマ太郎
さかなの知識 夏と言えば「ウナギ」!? 夏の旬と言えば、アジやアユ、ハモなどたくさんあります。 『ウナギ』も7月の土用の丑の日に良く食べられていますが、実は夏が旬ではないのご存知でしたか?! ウナギの旬っていつなの? 夏の風物詩のウナギも、実は江戸時代以前では旬が秋から冬のうなぎは夏の料理として振る舞われるようなものではありませんでした。 そこで、江戸時代の... サカマ太郎
さかなの知識 岩牡蠣と真牡蠣の違いって?! 先日、『牡蠣に含まれているタウリンの新機能』についてサカマ図鑑を書きました。 その牡蠣ですが、よく食べられているものが「真牡蠣」「岩牡蠣」と2種類あるのをご存知ですか? 本日はその真牡蠣と岩牡蠣の違いをご紹介します! いざ岩牡蠣と真牡蠣を比べると、実は成長する期間や産卵時期、旬として出荷される時期や味、そのすべてに大き... サカマ太郎
さかなの知識 ナマズはまずい?その味や美味しいレシピ、旬な時期をご紹介 そもそもナマズってどんな魚? ナマズとは、ナマズ目ナマズ科に属する魚の一種です。 大きく扁平な頭部と幅広な口をもっており、特徴的な長い口ひげを備えています。また、ウナギやドジョウのように、ヌルヌルとした体表も特徴の一つです。 ナマズは電気を受容できる性質をもっていたり、味覚を感じる「味蕾」が全身にあったりと、感覚が敏感... サカマ太郎
さかなの旬 トビウオと夏 その3 前回はトビウオが空を飛ぶ仕組みについてお話をしました。 大きな胸ビレをグライダーのように飛翔する姿はとても優雅に見えますが、実は外敵から逃げている最中でのっぴきならない状況なのです。 今回はトビウオの漁業的活用について綴ってゆきたいと思います。 主にトビウオは刺網、浮刺網、定置網、すくい漁で漁獲します。 トビウオ漁でポ... サカマ
さかなの旬 トビウオと夏 その2 さて引き続き、今回もトビウオのお話をしてゆきたいと思います。 トビウオの最大的特徴はまさに“飛ぶ”ことですが、海面数メートルの高さを時速50キロ以上のスピードで100メートル以上も滑空します。 さらに大型のものでは500メートル以上も滑空ができるのです。 2008年、NHKの撮影クルーが鹿児島県沖合で45秒にわたりトビ... サカマ
さかなの旬 トビウオと夏 その1 6月も中旬になり、西日本と東日本が相次いで梅雨入りしました。 じめじめとしたこの一カ月が過ぎると、灼熱の季節が到来です。 年々歳を重ねるに連れて、舐めるような日本の夏の暑さが体に堪えてきつつありますが、一年で最も生命活動が盛んな季節、やっぱりやって来るのは嬉しいものです。 夏場、船に乗っていて海面を眺めているとトビウオ... サカマ
さかなの旬 かつおのおはなし その5 かつおのお話も5話目に突入してしまいましたが、まだまだ“かつおぶし”のお話も続きます。 何卒ご容赦のほどを…。 前回はかつおぶしの製作過程について綴りました。 釜立てしたなまり節を培乾・あん蒸を繰り返して節内の水分を飛ばし、形を整えたものが“裸本節”いわゆる薩摩節の完成というところまでですね。 さて、土佐節と呼ばれる“... サカマ
さかなの旬 かつおのおはなし その4 かつおのおはなしといいつつ、かつおぶしの話が続いていますがよろしくお付き合いの程を…。 さてかつおぶしの製造方法ですが、まずカツオの身を3枚におろして片身の肉を縦に2つに割ります。 これを「身割り」といい、背の方を“雄節”腹の方を“雌節”と呼びます。 ちなみに小さなカツオは身割りをしないので背と腹が一体になっており、こ... サカマ