臭い魚ランキング6選【2022年最新版】
釣って楽しく食べて美味しく…
魚は様々な楽しみ方ができますが、中には「臭い魚」もいます。
果物の「ドリアン」のように、臭くても美味しい例もありますが、食べることが想像できないほど臭い場合もあります。
今回は臭い魚をランキング形式で紹介します。
釣りで気軽に楽しめる身近な魚の中にも、臭い魚がいます。
臭さの理由と共にご紹介します。
1位:ボラ
臭い魚第1位は、ボラです。
@seabasszizi - Instagram:「えらいキレイなくっさいやつです。 #ボラ#シーバス#シーバス釣り」
ボラとはどのような魚なのでしょうか。
ボラとはボラ目ボラ科に属する魚で、ほぼ全世界の温帯・熱帯に広く生息しています。
食用として捕獲されているため刺身や唐揚げなど様々な楽しみ方ができますが、ボラの食べ方としては卵巣を塩漬けし乾燥させた「カラスミ」が一番有名なのではないでしょうか。
そもそもボラは、なぜ臭いのでしょうか?
実はその理由は人間の生活とも深い関係があり、「汚染された水に棲むボラがヘドロを食べることが原因」と言われています。
ボラの臭いの特徴は「ドブ」や「薬品」に例えられることが多いですが、それはヘドロを体内に取り込んでいるせいということです。
きれいな環境で育ったボラの臭いは他の魚と同じくらいとも言われているため、もし食べる目的でボラを釣りたいのであれば、釣り場の環境も選ぶと臭さもさほど気にならないでしょう。
それにしても、人間の生活が臭いの一因になっていたとは…
反省しなければなりませんね。
2位:スズキ(シーバス)
臭い魚第2位は、スズキ(シーバス)です。
釣りでよく出会う身近な魚というイメージですが、なぜ臭いのでしょうか。
スズキ(シーバス)は、スズキ目スズキ亜目スズキ科に属する魚です。
海岸や河川に広く生息する大型の魚として知られています。
元々、スズキ(シーバス)は臭いの強い魚と言われていました。
特に河口付近に生息するスズキ(シーバス)は、不純物を食べて生き延びているため毒素が溜まり、臭いの素になっています。
スズキ(シーバス)は「キャッチ&リリース」で楽しむ釣り人も多いと思いますが、もし食べる目的で釣ろうとしているのであれば、「光沢のある銀色」をした個体を狙うと良いでしょう。
反対に、黒っぽい色をしたスズキ(シーバス)は臭いのきつい可能性があります。
また、排水溝周りや何らかの処理施設、工場の近くなどでは臭いのきついスズキ(シーバス)が多い可能性が高いため、食用として釣るのは避けた方が無難です。
3位:ニザダイ
臭い魚第3位は、ニザダイです。
多魚種釣り師 陽平はInstagramを利用しています:「新魚種追加!301種316目め &年間221目め#ニザダイ…」
食用として出回ることは少ないため、ニザダイを知る人は少ないかもしれません。
ニザダイとは、どのような魚なのでしょうか。
ニザダイとは、スズキ目ニザダイ科に属する魚です。
ニザダイの臭さは「強烈に磯臭い」という例え方をされています。
食べることが出来ないわけではないですが、皮や内臓からも強い臭いがあるため、食用として市場に出回ることはほぼありません。
ニザダイの臭いの原因は、筋肉中の「ヘプタン」という物質が原因と言われています。
しかし、回転寿司チェーン店の「くら寿司」が商品化した「キャベツウニ」にヒントを得て、ニザダイにエサとしてキャベツを与えたところ、臭みの除去に成功したという情報もあります。
近い将来、「キャベツニザダイ」が寿司ネタとして出回る日もやってくるのでしょうか。
4位:ブラックバス
臭い魚第4位は、ブラックバスです。
鰯鯛鰯鯛鰯鯛〜黒鱒はInstagramを利用しています:「久しぶりのスモール😊 #ブラックバス#釣り#バス釣り#ネコリグ」
釣りは全くしないという人でも、ブラックバスという魚の名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。
釣り好きにはおなじみの魚であるブラックバスは、スズキ目サンフィッシュ科に属する淡水魚です。
食用に釣るという話はあまり聞きませんが、その理由の一つがブラックバスの臭いにあるとも言われており、「川魚特有の臭み」と表現されています。
ブラックバスの臭いには個体差もあるようで、外傷があったり病気を持っていたりするブラックバスは臭いが強い傾向にあるという説もあります。
バス釣りを楽しんだ後の手にも結構臭いが残ってしまうので、その臭いを嗅ぐだけで「食べることなんて想像できない」という意見も耳にします。
しかし、ブラックバスは下処理さえ丁寧にすれば美味しく食べることも可能です。
実はブラックバスは内臓や皮の他にお腹の中にある厚い脂肪の部分に強い臭みがあると言われており、この厚い脂肪をしっかり取り除くことが重要になります。
実際、ブラックバスの天ぷらなどを提供する飲食店も存在しています。
興味のある方は試してみてはいかがでしょうか?
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5位:アイゴ
臭い魚第5位は、アイゴです。
魚に詳しくない人は「アイゴ」と聞いてもピンとこないかもしれません。
アイゴとは、どのような魚なのでしょうか。
アイゴとは、スズキ目アイゴ科に属する魚です。
地方によっては「バリ」や「ヤノイヨ」とも呼ばれています。
なんと、アイゴの別名「バリ」の由来は「小便」。
その由来の通り、アイゴの臭いはアンモニア臭に例えられています。
その臭いから食べることを避ける人も多いようですが、実はすばやく活け締めして丁寧に下処理すれば大変美味しく食べることができる魚なのです。
針には毒があるため気を付けて処理し、臭いの元となる内臓をきれいに取り除くのがポイントです。
アイゴの旬は6月~9月なので、時期になったら試してみてはいかがでしょうか。
6位:クロダイ
臭い魚第6位は、クロダイです。
クロダイは、名前の通りタイの仲間です。
タイは臭い魚のイメージはあまりありませんが、クロダイはなぜ臭いのでしょうか。
クロダイはタイ科に分類される魚で、釣りの対象としても食用としても人気がある魚です。
「チヌ」という別名で呼ばれることもあります。
旬の時期は夏ですが、その時期のクロダイはマダイにも劣らないほどの美味しさとも言われています。
あまり臭いイメージのないタイの仲間にも関わらず、クロダイはなぜ臭いのでしょうか?
答えは、「クロダイは水質や餌の影響を受けやすい魚だから」です。
潮通しの良くない湾内などに生息するクロダイは磯の臭いが目立つ傾向にあると言えるため、食用で釣りたい場合は釣る場所を選ぶと良いでしょう。
臭い魚ランキングについてまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、サカマでは以下のトピックについてご紹介してきました。
- 臭い魚ランキング6選【2021年最新版】
- 1位:ボラ
- 2位:スズキ(シーバス)
- 3位:ニザダイ
- 4位:ブラックバス
- 5位:アイゴ
- 6位:クロダイ
サカマでは、魚に関する様々な情報をご紹介しております。
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