アジ類の魚は種類が多く、日本近海に生息するものはおよそ20種存在しますが、その中で最も多いものは“マアジ”です。
焼き魚、干物など我々の日常の食卓に大変馴染みが深く、タンパク質や脂質、さらに不飽和脂肪酸の“DHA”や“EPA”が非常に豊富な魚で、食事の栄養バランスに於いて欠かすことが出来ない大切な魚です。
最大で40㎝に達する“大アジ”は西日本から九州にかけて多く、中・小サイズのマアジは全国の沿岸で夥しい水揚げがあります。
体の側面の中央に、縦に固い鱗(ゼイゴ・ゼンゴ)が頭部の後ろから尾びれの端まで同じ大きさで並んでおり、他種との見分けがつきます。
マアジは一般的に流通するとき、単に“アジ”と呼ばれていますが、他の種類のアジ類の水揚げが多い和歌山・高知では本種を区別して扱うときに、“ホンアジ”と呼ばれます。
全国津々浦々水揚げが多いだけあって、地方で呼ばれる名前は数十個と沢山あるのです。
神奈川県相模湾で呼ばれる“ジンタ”は有名ですね。
“アジ”の名の由来は名前のとおり「味がいい」ということに由来しますが、魚編に参と書くのは「味が良すぎて参ってしまう」ことにあるそうです。
新鮮なものは刺身にしていただきたいですね。
画像出典元:http://tosanosachi.blogspot.jp/2013/10/blog-post_9952.html
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