さかなの旬 上品な美味しさ!ボタンエビ ボタンエビはタラバエビに属し、日本で水揚げされるエビの中でも最高級の海老です。 伊勢海老や車海老の上をいく濃厚な甘さは、刺身で食べると、牡丹海老の深い旨みと甘みが口の中いっぱいに広がります。 獲れたての活きている間は、こりこりした弾力がある歯ごたえが素晴らしく時間の経過と共に、今度は甘みが、だんだん強くなってきます。 ... サカマ
さかなの旬 ミギマキタテゴトナシボラ 舌を噛みそうな長い長い名前の貝ですね…^^; 一回見ただけでは覚えられません。 20㎝前後になる大きな貝で、殻がずんぐりと丸くなっているのが特徴的です。 珍しいですが、北海道内では時折流通があります。 殻は厚みがありますが、脆いです。 クセがない素直な味わいで、ほのかに甘みがあります。 食べ終えた後の風味がいいですよ。... サカマ
全国の漁港紹介 震災から復興、そして漁業体験 宮城県南三陸町 宮城県の北東部に位置する南三陸町。 2005年に「平成の大合併」により、志津川町と歌津町が合併して南三陸町が生まれました。 リアス式海岸の美しい光景が広がり漁業が大変盛んな街で、サバ、サンマなど沿岸漁業をはじめ、アワビ漁、ヒラメ、カレイなどの放流、牡蠣、ホタテの養殖など様々な魚介類が獲れるのです。 2011年3月11日... サカマ
さかなの旬 コリコリ!白バイ貝 鮮度がいいものは生食で美味しくいただけます。 白バイ貝が持つ、身の深い旨みと甘みとコリコリとした食感はたまりません。 お酒のお伴に殻ごと煮たり、佃煮風にすると箸が止まりません。 焼きものにすると、尾の部分はフォアグラのような甘さと旨さが 凝縮しています。 酒蒸し、壺焼き、煮物などの定番貝料理から、パスタなどの具材として... サカマ
さかなの旬 脂がのってきます!アナゴ 春になり海水が温かくなると、アナゴの身には旨さが徐々に乗って来ます。 関東では江戸前ずしのネタ、煮アナゴ、関西では焼きアナゴ、広島ではアナゴ飯と地域によって様々な料理や食べ方があります。 松江で獲れたアナゴは関西の料亭や割烹に人気です。 身の旨さは然り、栄養価も非常に高いです。 じっくり火を通すと、ほっこりふわふわ身か... サカマ
さかなの旬 春を告げます!シラウオ 寿司のネタには欠かせないシラウオです。 シラウオの軍艦巻きの食感は最高ですね! 河口や汽水域に生息します。 春の季語の魚ですが、年間を通じて水揚げがあります。 江戸時代は東京湾内でもシラウオが獲れ、隅田川河口で産卵のためにやって来たシラウオを獲っている漁師の姿がありました。 寿司ネタ以外に江戸前天ぷらなど割烹や料亭では... サカマ
全国の漁港紹介 あの日から5年…思いを寄せる 今年も3月11日がやってきました。あの東日本大震災から丁度5年です。 当時会社員で営業をしていた私は外回りで逗子の客先に向かっていました。 客先の会社の看板が見えた頃、突然車のハンドルが取られて制御が困難になり、フロントガラスの外では電信柱が風に吹かれた竹の様にしなっていました。 突き上げる強い揺れに、ぎゅっと身構える... サカマ
さかなと地球環境 マグロ船のコスト その2 前回では資源の減少に伴うマグロ漁の世界的規制により、厳しい経営を強いられるマグロ船について、経費やコストを減らす取り組むことを綴りました。 今回は船舶の面から、運営を改善する取り組みについて綴ってゆきたいと思います。 船舶技術の向上により、明治時代には石川播磨重工や住友重工など重工業企業は鋼鉄船の製造を始めますが、船体... サカマ
さかなの旬 春の訪れ。ホタルイカ 日本海の春を告げるイカが、このホタルイカです。 7㎝前後の小さなイカで、触手の先に発光体があります。 特に危険にさらされた場合などに発光体を光らせます。 何かに触れると点灯して、外敵を脅す役割があると 言われてます。 光で敵を誘導して、すぐに消灯してその場から逃げ去る というデコイの役割です。 小さいながら身は抜群の旨... サカマ
さかなと地球環境 マグロ船のコスト その1 戦後、遠洋マグロ業が今よりずっと盛んだった頃のお話です。 世界の海にマグロ漁に出ると、短い漁期で満船になって帰ってきました。 短期間で満船になるということは漁の経費が抑えることができます。 しかも漁獲の対象は魚価が非常に高いクロマグロ、船主は膨大な利益を手に入れることができたのです。 船主に雇われているマグロ船乗組員に... サカマ