さかなの旬 春を告げます!クロメバル クロメバルの水揚げが春の到来を感じさせられます。 市場に出回る「メバル」は2種。 「ウスメバル」と「メバル」。 オレンジと黒のメバルです。 流通量の多さから、ウスメバル(オレンジ)を一般的に「メバル」。 本来のメバルを「黒メバル」と呼んでいます。 ややこしいのですが、本当のメバルは「黒メバル」です。 メバルは春告げ魚と... サカマ
さかなの旬 春の魚。カサゴ ヒレの棘が鋭く、見た目はごつごつしています。 しかし、身はとても上品でクセがない味わいの中に深い旨み、 いい乗りの脂から湧き出る甘みが絶品です。 身の硬さは、締まりのある歯ごたえがとてもいい白身です。 アラからいい出汁が取れるので、汁物にしても最適です。 焼きや刺身にするときは魚の頭が大きいため、歩留まりが少し 落ちま... サカマ
さかなの知識 コミューター航空会社の最新機材で魚の流通が円滑に 「琉球エアコミューター」という航空会社は日本航空の系列会社で、那覇空港や石垣空港をベースに沖縄離島を結ぶ航路を運航しています。 離島の人々の大切な足のみならず、物の流通に欠かせない存在の航空会社です。 琉球エアコミューターはカナダのデ・ハビランド・カナダ社が製造するボンバルディアDHC-8・Q100という39人乗りと、... サカマ
さかなの知識 深海魚の美味しいお話 ディスカバリーチャンネルやナショジオなどで時折、深海について取り上げられることがあります。 これが実に面白いのです。 深海という未知の世界に魅せられて、まだ仕事が全然片付いていないのについつい見入ってしまいます。 大抵、最後まで番組を見て見終えた爽快感とともに、大幅に進んだ時計の針を見てうなだれてしまいますが…。 番組... サカマ
さかなの旬 チカメキントキ(近目金時) キントキダイの仲間で、キントキダイよりも鮮やかな赤い色の魚です。 キントキとは足柄山の金太郎の前掛けのことが由来です。 比較的暖かい沿岸各地の水深100m前後の場所に生息します。 全身は硬い鱗に覆われており、腹ヒレが長く鋭いのが特徴的です。 日本海側よりも太平洋側で漁獲されます。 血合いが美しい白身です。 刺身にすると... サカマ
さかなの旬 春の美味しさ!モンゴウイカ モンゴウイカとは、春になると入荷が増える「カミナリイカ」です。 暖かくなり大気が不安定になると雷が鳴り響きます。 そんなときに沢山獲れるイカです。 ずんぐりむっくりした特徴ある形のイカです。 また食用イカの中では大きい部類で、銅の長さが20センチを 超えるものもあります。 寿司ネタや天ぷらでお馴染みで欠かせないもので、... サカマ
さかなの旬 超希少!白甘鯛! アカアマダイ、キアマダイ、シロアマダイと日本で流通 しているアマダイは3種ありますが、このなかで最も高級 で希少性がある魚の位置づけです。 殆ど市場に出回ることもないので、格式ある料亭や割烹などで 焼きもの、蒸し物、椀種などにお料理されます。 柔らかく崩れやすい繊細な白身ですが、アマダイの中では 最もしっかりしており、... サカマ
さかなの旬 獰猛だけど、美味しいカマス 日本では沿岸域に生息し、イワシなど魚類を執拗に追い回し捕食します。 攻撃性が強く、ときに人に対しても襲いかかります。 鋭い歯を持ち合わせており、軽く触れただけで怪我をすることがあります。 一部の地域ではサメより危険とされています。 そんな獰猛なカマスですが、白身の肉の味わいは淡白です。 寒い時期に獲れる魚は脂が乗ってお... サカマ
さかなの旬 春を告げる、芝海老 春を告げる魚介類の一つです。 正式和名は「芝エビ」と呼ばれ、東京・芝浦が名前の由来です。 芝浦で沢山獲れたエビですが、埋立、汚染、漁獲過多などが 重なり20世紀後半頃にはほとんど漁獲されなくなりました。 有明海や三河湾などの内湾で主に水揚げされています。 クルマエビより小振りの大きさですが味は非常に良く、日本の重要な漁... サカマ
さかなの旬 シラウオ・シロウオ 春の白物2兄弟 早いもので、あと2日経つと4月に入りますね。 日に日に街は春めいてきて、家近所の桜並木が2分咲きとなりました。 来週は花見のいい日和になることでしょう。 暖かな南風を受けて桜並木の道のりを歩きながら、屋台の焼鳥をほおばりつつビールを煽る…ああ考えただけで幸せだ。 今年は満開の頃合いがいい天気だとよいのですが。 さてさて... サカマ