さかなの旬 松葉ガニ、越前ガニ、間人ガニ、加納ガニ… 冬になると旅行代理店に並んでいるパンフレットは、北陸や山陰方面のカニツアー関連の旅行企画モノが多いですね。 パンフレットの表紙には、旨そうなカニ鍋や焼きガニの写真が載っています。 雪国で温泉に入った後、掘り炬燵でカニ鍋つつきながら、熱燗の旨いのをキューっと…想像するだけでヨダレが垂れてきます。 さて山陰地方で有名な「松... サカマ
さかなの知識 魚と鼻 花粉症を持っている方たちはこれから辛い季節に入りますね。 くしゃみは止まらない、鼻は詰まる、喉の奥と目が痒い…春の入り口は毎年憂鬱です。 暖かくなるのは嬉しいんだけどなぁ。 私より花粉に敏感な妻が鼻を詰まらせながら、こんなことを聞いてきました。 「魚って鼻があるの?」 ええ、勿論ありますよ。 魚類は片側に2対の鼻孔を持... サカマ
さかなの知識 美味しいけど色々と誤解されて迷惑を被っている魚…ブダイ スズキ目ベラ亜目のブダイという魚はご存知でしょうか。 ベラに似た体形の魚で、磯釣り好きな方ならご存知だと思います。 武士の鎧のような出で立ちで「武鯛」、ひらひら舞って踊るような姿で泳ぐから「舞鯛」、そして…これはヒドイ、鯛と比べて不格好というということで「醜鯛」という謂れがあります。 Googleでブダイを画像検索する... サカマ
さかなの旬 そろそろ春ですね…2月に食べたい魚・アマダイ バレンタインデーの週末は南からの使者で、天気は大荒れになりました。 激しい風が吹き荒れていますが、この風はとても暖かく嬉しい気持ちになります。 もう春が近くまでやって来ていることを実感します。 さて暖かくなる前に食べておきたい2月の旬の魚は沢山ありますが、今回はそのうちの一つアマダイをご紹介したいと思います。 「甘鯛」... サカマ
さかなの知識 農作物で肉食マグロのベジタリアン化に挑戦 日本人が大好きなマグロ。養殖の技術は進んでいるが、そこには莫大な費用が掛かっています。マグロの餌は魚です。これを野菜に変えられないかという研究が進んでいるのです。 東京海洋大学の佐藤秀一教授の研究は、マグロに植物を食べさせて、「ベジタリアンマグロ」を養殖しようというものです。 理由は生態系に優しいからベジタリアン化を進... サカマ
さかなの知識 魚の謎~魚だって右利き・左利きがあるんだぞ!~ 私達人間には利き腕がありますね。利き腕は何をするにも役に立ちます。咄嗟の場合にも利き腕が先に動きます。 魚にも右利きと左利きがあるんですよ。腕はありませんが獲物を捕食するとき、獲物の片側から襲う「利き顎」があることが分かりました。 名古屋大学の小田洋一教授がチームを組んで、アフリカのタンガニーカ湖で調査を始めました。カ... サカマ
さかな料理 美味しいシメサバの作り方~砂糖で締める~ サバは塩焼きにしても煮付けにしてもおいしい魚ですね。美味しいだけでなく栄養たっぷりというのがうれしいですね。 今回ちょっと変わったシメサバの作り方を、伊勢丹新宿店「東信水産」の安藤雅哉さんの秘伝からご紹介したいと思います。 「サバは鮮度と脂のノリが命ですと仰っています」 先ずは新鮮で脂のノリのいいサバを選ぶポイントは ... サカマ
さかなの知識 魚の美味しい食べ方!鮮度か?熟成か? 魚は何時食べるとおいしく食べられるのでしょう。魚は新鮮さが命だなどと言って、活きの良さを強調されるように思いますよね。 漁師が獲れたての魚を船上で捌いて漁師めしを作って旨そうに食べます。間違いなくおいしいのだと思います。刺身などは特にこの獲れたての旨さを強調しています。 とれたてで活きのいい魚が食べられるのは、ごく一部... サカマ
さかなの知識 むつ市でマダラ豊漁に沸く 冬が旬のマダラ。白身は柔らかく脂肪の少ない魚ですね。冬は鍋料理によく使います。ソテーやムニエル、フライもいいですね。棒ダラもいろんな料理に利用できます。 また白子はこってりした味で大変人気があります。マダラはメスよりオスの方が高値で流通しています。やはり白子の方が好まれるのでしょうね。 ■こんなおいしいマダラ好きにうれ... サカマ
さかなの旬 チャンバラ貝!?どんな貝!? 世の中には色んな変な生き物が存在しますが、魚介類にも存在します。 今日ご紹介するのは、チャンバラをする貝です。 動きはとてもアクティブで、ときに飛びます。 高知県では「チャンバラ貝」、「キリアイ(切り合い)」、大分県では「サムライギッチョ」など呼ばれています。 この貝の和名は「マガキ貝」といい、殻の模様が、竹で粗く編ん... サカマ