さかなの知識 「目黒のさんま」は何処で獲れた!? 何気なくテレビを見ていて、某ビール会社の秋限定商品のCMが流れると秋の訪れを感じてしまいます。 余り普段はビールを飲まないのですが、こんなときは思わず飲みたい衝動に駆られて、近所のコンビニへ走ってゆくのです。 そしてビールを買ったその足で向かうのは魚屋さん、美味しいビールに合う魚は何と言ってもさんまでしょう。 脂が焦げ... サカマ
さかなの知識 旨いのがキモ!魚の肝あれこれ 一般的に「キモ」というと肝臓のことをいい、内臓では最も大きい部類になります。 肝臓の成分で最も多いものは脂肪で、タラやスケソウダラ、オヒョウなどには良質の脂肪が多量に含まれているので、肝油の原材料となります。 肝臓は栄養の貯蔵庫と呼ばれており、ビタミンA、B、C、D、タンパク質、カリウム、カルシウム、鉄分など様々な種類... サカマ
さかなの知識 アメリカ・アラスカ州にて巨大なオヒョウ出現! この8月、アメリカ・アラスカ州のペーターバーグという小さな港町にとんでもない魚が水揚げされました。 その魚とは大きさ2.4メートル、重さ181キロにも達したオヒョウだったのです。 漁師二人が乗った小さな漁船が操業していたところ、このオヒョウを針に掛けました。 針に掛かった感触で巨大な魚というのは分かったものの、水面に出... サカマ
さかなの知識 赤身魚と白身魚 魚には赤身のものと白身のものに分類されますが、食べたときに味わいや舌触りに大きな違いがあります。 濃厚な味わいの赤身魚に対して、白身魚はさっぱりした味わいです。 刺身にしたとき関東の人は赤身魚を、関西の人は白身魚を好む傾向があるそうですね。 一般的に赤身魚の代表はマグロやカツオ、ブリ、サバ、サンマ、イワシなどですが、共... サカマ
さかなの知識 幻の魚!?イトウ サケ科に属する淡水魚イトウは、すらっとした細長い体型が特徴的な魚で、北海道の11水系で生存が確認されています。 他のサケ類と大きく異なる点は、一生のうち何度も産卵を行うことです。 イトウはしばしば「幻の魚」という表現をされます。 幻という定冠詞が付いたのは、1968年に発表された開高健氏の著書「私の釣り魚大全」で、「釧... サカマ
さかなの知識 本物の「鱧」を使った伝統芸能・鱧切り祭り 兵庫県篠山市 京都・大阪の夏はハモがないと始まらないと言っても過言ではありません。 優雅な京料理にも欠かせない魚で、6月の八坂神社祇園祭では「祭鱧」として祀られます。 ウナギの仲間で、ウナギよりも長く歯が鋭いのが特徴で、鋭い歯から(歯魚:ハモ)と呼ばれたのが名前の由来です。 カミソリのように鋭い歯なのに、性格が獰猛なので漁師さんは釣... サカマ
さかなの知識 夏に食べたい魚介類その2 キビナゴ 初夏を過ぎて、鹿児島で欠かせない魚がこのキビナゴです。 ニシン類の仲間で体が細くて半透明、幅広い青銀色の立て帯が美しい魚です。 春先になると、関東南部から南日本にかけての太平洋、東シナ海方面で水揚げされます。 伊豆半島では春から夏の産卵期に外洋に面した砂浜に、産卵をするためのキビナゴの大群がやってきます。 卵は水底に沈... サカマ
さかなの知識 雨とイワシ ここ数年、激しい夏の夕立に対して「ゲリラ豪雨」と呼ばれるようになりました。 スコールの様な雨の降り方に、日本は亜熱帯になってしまったのかと思う程です。 先日、私が居住している横浜市内にて1時間に70ミリ以上という猛烈な雨が降りました。 運悪く、降りはじめる直前に所用で出かけたため、この超・豪雨をもろに受けてしまいました... サカマ
さかなの知識 アワビにも色々種類がありまして…クロアワビ 前回は「幻のアワビ」と呼ばれるマダカアワビについて綴りました。 今日はマダカと並んで高級のクロアワビについて記してゆきたいと思います。 日本のクロアワビは太平洋側で房総半島より九州にかけて、日本海側は北海道南部から九州にかけて生息します。 生活環境としては5メートル前後の比較的浅瀬に生息します。 夜行性で昼間は岩の隙間... サカマ
さかなの知識 アワビにも色々種類がありまして…マダカアワビ 夏の日差しにとろけてしまっている今日この頃ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。 8月、9月とこれから更に暑い日が続きます。 しっかりと栄養を摂って夏バテしない様にしたいものですね。 さて夏に食べたい魚介類のひとつにあるものがアワビです。 旨さ、大きさ、そしてお値段も王様級のアワビ、おいそれと簡単に手が出せないですね... サカマ