そもそもムール貝ってどんな貝?
ムール貝とはイタリアンなど西洋料理に広く用いられている貝です。
黒色で縦長の特徴的な見た目を持ちます。
この外見はムール貝という名前のルーツにもなっています。
まるでネズミのように見える色と形からラテン語で「musculus(小さなネズミ)」と呼ばれ、現在の名前へと変化を遂げたのです。
ムール貝は1つの貝につけられた名前ではなく、イガイ科の二枚貝の総称です。
しかし例外も存在し、「ミドリイガイ属の貝」はムール貝ではなく、パーナ貝に分類されます。
日本国内では主に「ムラサキイガイ」「ヨーロッパイガイ」がムール貝として取り扱われています。
ムール貝は温かい環境を好むため、温帯の水域にて多く見られます。
生息地は大西洋に「ヨーロッパイガイ」、地中海沿岸に「ムラサキイガイ」が分布しています。
ムール貝の値段相場はいくら?
ムール貝は価格の幅が大きく安いものは1kg500円、高いものは5,000円以上の値段で販売しています。
値段は産地や下処理の具合、漁獲量、美味しさによって異なります。
2021年夏は記録的な熱波によりカナダの漁獲量が落ちたこともあり、
今後異常気象の影響から価格が上がることも懸念されます。
市場でよくみられるチリ産のムール貝は殻付き1kgあたり1,200円~3,000円、
むき身であれば1,100円~2,000円の値段で販売されています。
しかし大人気のコストコや業務スーパーではさらに安く、1kgあたり500円から800円の値段で手に入れることが可能です。
コストコのものは味付け加工がされているため、温めてすぐに食べることができます。
フランスのモンサンミッシェル産やカナダのソルトスプリングアイランド産のムール貝は特に高級で、1㎏あたり3,000円~5,000円の値段で販売されています。
高値ですが最適な環境でじっくりと育てられているため、身も大きく甘みや旨味が凝縮されているのです。
国産のムール貝は1,300円から4,000円で販売されています。
特に近年開発が進められている宮城県産「三陸ムール貝」は600g3980円と少々高めですが、養分をたっぷりと含み香りや旨味が段違いです。
ムール貝の真珠はめったに取れることがなく、あまり値段をつけて市場に出回ることはありません。
大人気ゲームあつまれどうぶつの森でも、ムール貝を摂ることができ1,500ベルで売ることができます。
ムール貝の旬の時期はいつ?
ムール貝は夏から秋にかけて旬の時期を迎えます。
冬から春先は産卵時期にあたるため、身が痩せていますが
夏から秋は次の産卵に向けて、栄養を蓄えるため身に旨味が詰まっているのです。
人気ゲームあつ森では6月~12月は北半球、12月~6月は南半球で獲ることができます。
ムール貝はどのような調理方法で楽しむことができる?外食の値段は?
ムール貝はほんのりとした甘みを感じる味と柔らかい食感が特徴的です。
しかし癖の強い味ではないため様々な料理と組み合わせることができます。
ムール貝単体の味・食感を楽しみたい場合はワイン蒸しやバター焼きがおすすめです。
またムール貝の出汁は他の料理を引き立てるのに最適ですので
パスタやアヒージョ、パエリヤ、アクアパッツァに合わせても美味しく頂けます。
ムール貝にはビタミンや鉄分、タンパク質等の栄養素がバランスよく含まれているため、貧血予防や疲労回復に最適です。
ムール貝の白ワイン蒸し
ベルギーの名物料理であるムール貝の白ワイン蒸しは多くのイタリアン・フランス料理店で提供されています。
1,200円から3,000円程の料金で美味しく味わうことができます。
自宅でも少しの素材で簡単に作れるのでとてもおすすめです。
ムール貝の旨味が引き立つ一品でワイン等のお酒と合わせてお楽しみいただけます。
ムール貝のガーリック焼き
ムール貝のガーリック焼きはサイゼリヤでも提供されており、値段は4個399円で味わえます。
気軽に安い料金で味わいたい場合に最適です。
ムール貝は癖があまりないため、ガーリックの風味がとてもよく合います。
ちょっとした前菜にも最適な量です。
こちらもちょっとした材料で作れるのでご自宅でも召し上がれます。
ムール貝の値段についてまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、サカマでは以下のトピックについてご紹介してきました。
- そもそもムール貝ってどんな貝?
- ムール貝の値段相場はいくら?
- ムール貝の旬の時期はいつ?
- ムール貝はどのような調理方法で楽しむことができる?外食の値段は?
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