そもそもカツオってどんな魚?
カツオとは、スズキ目サバ科に属する魚です。
世界の熱帯海域や温帯海域の暖かい海に分布しており、日本の近くでは太平洋の方角に多く見られます。
カツオは群れをつくって外敵から身を守ったり、小魚を集めて餌床をつくっています。
仲間同士助け合っているカツオはとても素晴らしいですね。
カツオの見た目は紡錘形でふっくらと丸みがあり、背中は濃い青色、可愛らしい白いお腹には黒色の縞模様が数本入っているのが特徴的です。
カツオの大きさは平均で50cm前後で、最大で1mあり、海の中を尾ビレを使って時速60km以上の速さで泳ぎます。
海の中にいるカツオが、車で道路を走行するぐらいのスピードで泳いでいると考えると、とても速いですよね。
カツオの値段相場はいくら?
江戸時代に食べられていた初鰹の一匹の値段は約8万5千円と高価だったんです。
江戸時代ではマグロよりも人気で、「勝男」と縁起物とされるカツオは、高い値段を払っても食べたいくらい愛されていたのでしょう。
今回はカツオを販売している鮮魚店・通信販売・豊洲市場での値段相場をご紹介します。
カツオの鮮魚店での値段
2022年5月の千葉県の勝浦港・銚子港での合計の水揚げ量が35倍に激増しました。
その影響で、旬の2kg超えのカツオ1匹の値段が4月が約1600~1800円のところ、5月に入って約900円と安い値段で販売されています。
また例年と比べて初鰹の脂の乗りが良いとのことです。
旬のカツオの値段は、水揚げ量が増加した場合は市場に多く出回るため、安くなる傾向があります。
カツオの通信販売での値段
カツオの通信販売での価格をご紹介します。
楽天市場で調べたところ、高知沖天然かつお一匹2~3kgの値段が約7000円、一匹6~7kgの値段が約27000円です。
安いところで、かつお一匹1.5kg~2.5kgで約4200円の値段です。
産地や大きさによって値段が変わるので、ぜひあなたに合う美味しいかつおを選んでみてはいかがでしたでしょうか?
カツオの豊洲市場での価格
カツオの豊洲市場の価格をご紹介します。
2021年カツオの平均卸売価格が高い12月は1kgあたり1215円、安い6月は332円で取引されていました。
カツオの過去5年平均卸売価格を見ると、6月~8月が安い傾向があります。
カツオの旬の時期はいつ?
カツオの旬は春と秋の年に2回あります。
春になると九州南部から黒潮に乗って北上するものは「初鰹」と呼び、秋になると三陸沖で親潮にぶつかって南下するものを「戻り鰹」と言われています。
春の「初鰹」は、食べ物を求めて北上しているので、脂身が少なく身が引き締まって弾力があり、あっさりとした味わいです。
秋の「戻り鰹」は、三陸沖で甲殻類、魚類などをたっぷり食べて南下しているので、脂身が多くもっちりしており濃厚な味を楽しめるでしょう。
宮城県にある気仙沼漁港ではカツオの水揚げ量が25年連続で日本一なんです。
カツオはどのような調理方法で楽しむことができる?外食の値段は?
最後にカツオの人気の食べ方や料金についてご紹介します。
カツオのたたき
かつおの調理方法で人気なのが、「かつおのたたき」です。
初鰹は脂身が少なくあっさりとした味、戻り鰹は脂身が多くもっちりした味で季節によってかつおの味わいを楽しめるでしょう。
ねぎ、しょうがなどの薬味とポン酢をたっぷりつけて食べると美味しいです。
スーパーで売られている、鰹のたたきの値段相場は100gあたり約200円で売られています。
外食のかつおのたたきの値段は、約1000円~1500円です。
カツオのオイル漬け(自家製ツナ)
カツオのオイル漬けは作るのに時間がかかりますが、とても美味しいですよ。
カツオの刺身200gに塩小さじ1を全体にふりかけ、約10分間冷蔵庫に入れておきます。
次に鍋の中にカツオの刺身を入れて、黒胡椒、ローリエ2枚、にんにく2かけを入れて、さらに鍋にオリーブオイルを入れて中火で加熱します。
刺身の色が変わってきたら弱火で15分ほど、その際、刺身を裏返してバランスよく加熱しましょう。
加熱し終わったら、少し冷ましてから保存容器に移して冷蔵庫で一晩漬け込んで自家製ツナの完成です。
ご飯のおかずにしたり、サンドイッチの具にしたりして食べるとよいでしょう。
カツオの値段についてまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、サカマでは以下のトピックについてご紹介してきました。
- そもそもカツオってどんな魚?
- カツオの値段相場はいくら?
- カツオの旬の時期はいつ?
- カツオはどのような調理方法で楽しむことができる?外食の値段は?
サカマでは、魚に関する様々な情報をご紹介しております。
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