さかなの旬 美味しいホタテを食べてみませんか? その1 全国的に大荒れとなった1月下旬の天気でしたね。 沖縄でも積雪観測がされ、台湾でも雪が積もりました。 年末台湾に訪れたときは暖かく台北では15℃、高雄に至っては25℃もありました。 そんな台湾に雪が積もるというのは物凄い寒冷前線だったのですね。 実家の鹿児島でも数十年ぶりの大雪で、暖かな錦江湾に面した桜島や街並みが雪に埋... サカマ
さかなの旬 加茂川のアマゴ 1月28,29日の2回に分けて加茂川にアマゴが放流されました。今年も2月1日の解禁に向けて準備は整ったようです。 愛媛県、西日本最高峰の石鎚山から流れる本流と支流の谷川が合流して40kmの2級河川の清流、それが加茂川です。 本流は観光でも人気の高い黒瀬ダム、石鎚ふれあいの里、石鎚登山ロープウェイなどを経由して、渓谷の源... サカマ
さかな料理 沖縄の魚は旨いんだぞ 南国に生息している魚は美味しくないという言葉をよく聞きます。 身が柔らかくて、脂が乗っていないからそっけない味がする…だそうです。 沖縄のスーパーに行くと内地から空輸されてきたサバやサンマが売っていて、しかも売れているのです。 確かに沖縄県は日本一魚の消費量が少ないというデータがあります。 四方が海で沢山の魚がいる海な... サカマ
さかなの旬 カニの王者・タラバガニあれこれ 冬の味覚に無くてはならないのはタラバガニ。 豪勢なカニ鍋は寒い時期のご馳走ですね。 眼鏡を湯気に曇らせてカニの殻をハサミで切りながら極太のカニの身を食べる幸せ、誠に堪りません。 鍋や茹で以外にも、刺身で食べると身の繊維質の心地よい食感が楽しめます。 またカニ味噌の深く極上な旨みを味わうと、とても幸せな気分になります。 ... サカマ
さかなの旬 今が、はしりの魚サクラマス サケ科に属する魚です。 桜の咲く時期に獲れる魚、婚姻色が桜色ということからサクラマスという名前が付けられました。 海に下って回遊をして30-70 cmに成長後、産卵時に川を遡上する降海型の魚です。 一生を淡水で過ごす河川残留型の魚を「ヤマメ」と呼ばれます。 年間漁獲量は1000トンほど、サケ科魚類ではもっとも漁獲量が少... サカマ
さかなの知識 「海のフォアグラ」ウマズラハギの養殖 ウマズラハギは刺身がおいしいですね。ウマズラハギの身は白身で淡白で上品なうまさがあります。薄造りにするとフグよりオイシイ刺し身になります。 河豚は肝を食べると死んでしまいますが、ウマズラハギの肝は濃厚で大変旨い。河豚に比べると値段は格段に安い。 そして一年を通してウマズラハギは漁獲でき、刺身を食べるなら5~6月が食べご... サカマ
さかなの知識 カツオと日本人 1月25日、千葉県勝浦市の勝浦漁港に今年最初のカツオ一本釣り船が入港しました。 一番船になったのは三重県志摩市の甚一丸(118トン)で、小笠原南方周辺で7トンのカツオを釣り上げました。 競りは大きいもので1,100円、小さいもので660円の値が付き、去年より上回っています。 落札されたカツオは築地市場や大型スーパーなど... サカマ
さかな料理 正統ブイヤベースの憲章はご存知? 寒い時期に温かいブイヤベースで魚を味わうのも、これまた幸せな気分になりますね。 ブイヤベースとは南フランスのプロヴァンス地方、地中海沿岸の代表的な海鮮料理で、マルセイユの名物料理です。 ブイヤベースの始まりは遥か昔、漁師が獲って来た魚で形が変な魚や、値が付かない魚を自分たちで消費するため、大鍋に魚をブチ込んで塩汁だけで... サカマ
さかなの知識 豊洲新市場開場で苦悩する築地仲卸人 築地の移転に関する記事は先日お伝えしたが、市場関係者の間では不安視する声も上がっています。不安の内容は二つ。 ①11月7日の移転開場という時期の問題。 ②もう一つはアクセスの不便さです。 ■移転時期による不安 昨年11月に仲卸業者約140人が集まる有志団体「より良い市場を築くつどい」が東京都と業界団体との話し合いで決め... サカマ
さかなの知識 屋久島周辺のトビウオミステリー 鹿児島県の夏の魚に指定されているトビウオ、太平洋からインド洋、大西洋の暖かい海域に生息している魚です。 日本周辺に生息するトビウオは30種ほど存在します。 30センチ程の比較的小さな魚で、海面近くでプランクトンを食べながら生活をしています。 細長い筒状の胴体に大きな尾ビレと胸ビレがあり、身の危険が生じたときは滑空して逃... サカマ