さかなの知識 さんまあれこれ その8 さんまあれこれ その8 サンマについて、先日気になるニュースが報道されました。 例年、サンマの価格は1尾150円前後で販売されていますが、今年の新物のサンマは300円前後に高騰しているのです。 日によっては400円(!!)もの値が付くこともあります。 何故、今年のサンマはこんなに高いのか? 以前、この記事にて北海道や東... サカマ
さかなの知識 さんまあれこれ その7 サンマ話、おかげさまで(!?)第7話目に突入致しましたが、まだまだサンマについて綴りたいことがあるのでございます…。 さあさあ、今日もお付き合いくださいませ。 きっとあなたもこの秋にはサンマ博士になって、皆の人気者になることでしょう! さて先日はサンマの成長と水温の関連性、耳石を解析することで成長の過程を知ることができ... サカマ
さかなの旬 今日の魚 ハタハタ 北海道は徐々に寒くなって来ています。 この週末、札幌の魚市場ではこの秋はじめてのストーブを焚きました。 寒くなると揚がって来るのは「ハタハタ」です。 秋田県では冬の郷土料理に欠かせない魚で有名ですね。 「ハタハタ」とは雷のゴロゴロという轟く音に由来しています。 雷が鳴り響いて風が強い日、海は大荒れになりますがこんなとき... サカマ
さかなの知識 さんまあれこれ その6 まだまだサンマのお話、続きます。 「えー、またかよ!」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、もう少しお付き合いくださいませ。 そして今晩のおかずはどうしようかなとお悩みでしたら、是非鮮魚店で新鮮なサンマを買ってきましょう。 脂ノリノリの旨いサンマを食べながらこの記事を読むと、サンマが神秘的なものに見えてくるはずで... サカマ
さかなの知識 さんまあれこれ その5 前回、サンマの生息について解明されていないことが多々あることを綴りました。 日本人にとって秋の味覚の代表である大変馴染みの深い魚ですが、その一方でサンマはどこでいつ生まれて育つのか、そしてどのような経路で日本付近に回遊してくるのか、まだ解らないことが多すぎます。 日本近海をはじめ、サンマが生息している北太平洋ではいつも... サカマ
さかなの知識 さんまあれこれ その4 さてさてサンマのお話も4話目となりました。 調べれば調べるほど、色々とサンマについて綴りたいことってあるものですねぇ。 前回に引き続き、ミステリアスなサンマのライフスタイルについて、もう少し掘り下げてゆきたいと思います。 サンマのメスはお腹に卵を一万粒ほど抱えており、秋になると一度に放卵するのではなく数回に分けて数千粒... サカマ
さかなの知識 さんまあれこれ その3 先日、根室の棒受け漁の記事にて8月下旬よりサンマ漁が始まることを綴りました。 丁度いま、北海道沿岸の海ではサンマの水揚げが続いており、漁港や市場は獲れたてのサンマで一面が覆われていることでしょう。 新鮮なサンマの黒々した背中、白く光った銀色の腹が朝日に受けて輝いている光景が想像できます。 我々の生活の中で馴染みが深いサ... サカマ
さかなの知識 今日の魚 ワタリガニ 寒くなると美味しくなるのが「カニ」ですね。 カニといえば真っ先に想像するものといえば「ズワイガニ」、「毛ガニ」、「タラバガニ」の高級ガニ三兄弟ですが、これらのカニに引けを取らない美味しさを持つカニが日本近海には沢山存在するのです。 その中のひとつとして「ワタリガニ」が挙げられます。 北海道から九州、沖縄にかけて広く分布... サカマ
さかなの知識 今日の魚…ナマコ 魚類をはじめエビやカニ、ウニ、クラゲ、海藻など、我々の先祖は海中生物で食べられるものを沢山見つけました。 しかしグロテスクな見た目の「なまこ」を初めて食べた人は、どんな気持ちだったのでしょうか。 ナマコはヒトデやウニと同じ棘皮生物に分類されます。 漢字で「海鼠」と書きますが、この鼠(コ)とはミミズの様な形状の生物で且つ... サカマ
さかなの知識 さんまあれこれ その2 サンマは漢字で書くと「秋刀魚」であるのが一般的ですね。 実はこの当て字、中国語でも通用します。 刀の様な細く銀色に光る秋の魚という謂れですが、他にも様々な由来があり、類語もあるのです。 そもそも「サンマ」という名前の由来は、細長い体型を「狭真魚:サマナ」が転訛したことによります。 「狭」は幅が狭いという意味、「真」は接... サカマ