さかなの知識 LTEモジュール搭載のハイテクブイ登場!「スマートブイ」 海を相手に仕事をする漁業は「海が荒れた翌日は魚が獲れる」、「海の水の色を見ると何の魚がいるのかわかる」などといった漁師の勘や経験に頼るところが大きいものです。 コンピュータを利用した漁業の効率化は以前より取り組まれていましたが、技術の進化とともにより精度の高いシステムが構築されています。 さる10月18日、KDDI総合... サカマ
さかなの旬 今日の魚 マダラ お腹の出た出で立ちがウルトラマンに出て来る怪獣みたく、カワイイのです。 兎に角、海の中で「たらふく」食べ続けて、こんなにお腹が大きくなりました。 大食漢でたらふく食べることから「タラ」と呼ばれております。 寒くなり、北海道の漁港では10キロ越えの大型魚が続々と入荷しております。 日本の近海で漁獲されるマダラは北太平洋に... サカマ
さかなの旬 今日の魚 マイワシ 黒い斑点がマイワシの特徴で「ナナツボシ」と呼ばれますが、個体によってはこの斑点がないものがあります。 少し前までは、マイワシが日本近海から姿が消えて幻の魚のように扱われ、浜値がとても高騰していました。 しかし、最近になりマイワシの資源がある程度戻っていることが判明しています。 海中にはマイワシの餌となる動物性プランクト... サカマ
さかなの旬 サケあれこれ その10 そして、とうとうサケのお話は10話目に突入してしまいました。 サケの行動やメカニズムが調べれば調べるほど興味深くなり、そしてサケというものが愛おしく思えてきました。 第一話からお読みになり、飲み会などで焼きサケを前に蘊蓄を語れば、きっと思い焦がれるあの子があなたを羨望の目で見ていることでしょう。 昨日、サケのハラミが食... サカマ
さかなの旬 サケあれこれ その9 日に日に秋が深まる今日この頃、如何お過ごしでしょうか。 9月の台風、秋雨以来、10月になってもなかなか晴れ間が覗かない空模様が続いています。 晴れた秋の午後、ゆっくり散歩したいというワタクシの小さな夢は叶わず、そのまま冬になりそうです。 朝晩の風がかなり冷たくなり、周囲では風邪を召された方が結構いらっしゃいます。 美味... サカマ
さかなの旬 今日の魚 オキアジ 宮崎県延岡の漁港にオキアジが揚がりました。 北海道を除く日本沿岸、沖合の底に生息しておりますが、数は多くありません。 黒く平たい魚で、魚価も知名度も低く、首都圏ではあまり流通には乗りません。 そして呼び名も今ひとつで「ドロアジ」、「メッキ」、「モクアジ」、「ドロメッキ」など、凄いものでは「メツキノオバサン」と呼ばれてお... サカマ
さかなの旬 今日の魚 ミズダコ とても大きなミズダコがぼつぼつと各地の漁港で水揚げされています。 ミズダコはマダコ類に属しており、全長3メートル以上と世界最大のサイズで、オオダコと呼ばれています。 これまで漁獲された世界記録では、全長9.1メートル、重さ272キロという個体がありました。 ミズダコは冷たい海水を好み、日本海、東北地方より北の太平洋に生... サカマ
さかなの旬 サケあれこれ その8 そしてサケのお話第8話に突入です。 最近はすっかりワタクシがサケづいてしまいまして、このところ夕食のメニューもサケ尽くしです。 定番の塩焼き、ムニエル、クリームパスタ…、家の者はすっかり飽きているようですが。 秋に水揚げされるサケは一般的にシロザケですが、時折“鮭児”というものが流通します。 そしてこの魚の浜値が非常に... サカマ
さかなの旬 今日の魚 ヒメジ 「遊女魚」、「姫魚」、「沖の女郎」と艶な名前で呼ばれている魚は桃色の華奢な姿で、まるで着物を身に纏った女性のようです。 口下の二本の黄色いヒゲが特徴で、味覚を感知できる「味蕾」という器官です。 このヒゲで、砂地の中に潜っている餌となる小型甲殻類を探し当てることができます。 日本近海では温暖な海域の浅瀬に生息している小さ... サカマ
さかなの旬 今日の魚 ハッカク(八角) 寒くなると北海道から定期的に水揚げがある魚がハッカクです。 太平洋の北側に生息している魚で、沿岸の浅い岩礁や砂泥が生活の場となっています。 ハッカクの正式和名はトクビレといいますが、雄は大きな背びれと尻びれが特徴的でとくに大きいことから“特鰭”と名付けられました。 主に底引き網や刺し網で漁獲されます。 近年、テレビなど... サカマ