昔、アメリカ横断ウルトラクイズにて「冬枯れすすき、夏は絵に描いてでも食えという魚は?」という問題が出題されたことを覚えています。
最大1メートル程の大きさで細長く平たい体に、黒い尾びれが特徴的です。
スズキは夏に旨い魚ですが、秋に俳句季語がある魚で今がまさに食べ頃です。
透明感のある桃色の白身は川魚の様にクセがなく澄んだ美味しさで、まるですすぎ洗いをしたような清涼感のある味わいがあり、これが「スズキ」という名前の由来なのです。
また古語で進むと意味する「すすき」からという説もあり、「出世を進む」という謂れが縁起のいい魚とされています。
事実、スズキは出世魚で成長とともに呼び名が変わります。
ただし名前は地方によって異なっており、関東ではセイゴ→フッコ→スズキ、そして最大級のものではオオタロウ、関西ではセイコ→ハネ→スズキと呼ばれています。
旬のスズキの身の質は魚の王様のマダイに似ており、ときに「魚の貴公子」と言われるほどです。
夏から秋にかけては脂がほどよく乗っておりますが、寒くなると生殖腺に栄養が行き渡るため身の肉は痩せてしまいます。
画像出典元:http://blogs.yahoo.co.jp/fisher200563/44544163.html
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