さかなの旬 初夏の魚といえば鮎(あゆ) 新緑の初めに、清流に身を躍らせて太陽にその銀鱗を反射させる若アユの姿は実に美しく、まさに初夏の使者、清流の女王と呼ばれるにふさわしい趣があります。初夏から夏が旬で、白身で独特の香りをもっています。 市場に出ているアユの8割は養殖物で、近年は国内消費だけでなく、隣国の台湾やアメリカ西海岸まで輸出しています。 現在、アユは... サカマ
さかなの旬 春を運んでくる鰊(にしん) 3~5月の北海道周辺に春を運んでくると言われたニシンは、産卵の為に沿岸へ大量に押し寄せました。 ニシン漁は、大正時代が最盛期で、70~80万トンありましたが、地元の人が「群来(くき)」と呼ぶ集団産卵現象が昭和30年になると突然途切れて、姿を消した幻の大衆魚である。現在では北海道の風蓮湖(ふうれんこ)などの湖沼ニシンや沿... サカマ
さかなの旬 毛蟹は冬だけじゃない 今では、人気の高い毛蟹(毛ガニ)も戦前までは見向きもされなかったそうです。 戦時中の食糧品統制を受けて売る物がなくなった時、長万部駅の構内立ち売り業者がしかたなく統制を受けてない毛ガニを茹でて売り出したところ、人気が出始め、終戦後に飛ぶように売れ始めたといわれています。 「タラバガニ」、「ズワイガニ」、「毛ガニ」が三大... サカマ
さかなの旬 鯛の旬は二つある! 魚には旬が二度ある物が有ります。例えば、フグは冬場の魚として知られていますが、、その逆の季節(夏)でも美味しいです。 サワラ(鰆)も春の魚と書くので春が旬のものだと思われがちですが、産卵期前の秋の方が脂が乗っていて美味だとされています。 鯛にも旬が二つあると言われています。 一般的に鯛の旬は春だとされています。 桜が咲... サカマ
さかなの旬 春のトビウオ。春トビ! トビウオ(飛魚)は、地方によって、アゴ(長崎・福岡・島根・鳥取・能登)、トビ(関西)、ウズ(三重)、ツバクロ(石川)、フルセン(紀州)、タチョ(富山)、マイオ(焼津)などと呼ばれて親しまれています。 トビウオは、なんといってもタタキや刺身で食べるとおいしい魚です。 トビウオといえば飛翔(ひしょう)ですが、『和漢三才図会... サカマ
さかなの旬 いまが旬。メバル! 春になると旬を迎えることから、春告魚として有名な「メバル」。大きな目が特徴で、名前の由来も目(目張る)からきています。 メバルは素直で上品な味を持ち、身も柔らかく誰にでも好まれる魚です。クセのない分、煮ても焼いても揚げても良しと、あらゆる調理法に適しています。 春先と秋が最も美味しい魚で20cm前後の3~4年魚が味も良... サカマ
さかなの旬 出世魚といえば、スズキ! 春といえば、新生活をスタートされる方も多いのではないでしょうか。 そんな新生活も出世魚のように、スイスイと流れに乗れるよう、鱸(スズキ)の紹介をします! スズキはブリやボラと同じように、幼魚から成魚までの間に何回か名を変えるため、出世魚として有名です。 背は青黒く、全体に銀白色に輝き、形はあくまでもスマートな流線形で、... サカマ
さかなの旬 鰆(さわら)の旬は二つある! 鰆には旬の時期が二つあります! 関東では12月から2月の冬の期間が旬とされ、 関西では3月から5月がの春が旬とされています。 なぜ、さわらには旬が二つ存在するのでしょう 本当に一番おいしい季節は? 魚に春と書いて、鰆(さわら)なので、一見は春が旬でいちばんおいしく食べれると思われがちですが、身が一番おいしい旬は実は冬で... サカマ
さかなの旬 春到来!金目鯛! 記念すべき「さかな図鑑」の第一回目は、金目鯛についてご紹介します! 家の近くのスーパーで天然の金目鯛が並んでいました。 綺麗な赤い色がとても食欲をそそって、見た目もとても綺麗です! 金目鯛は、静岡県伊豆下田、千葉県銚子などが水揚げ港として全国に名を知られています。 運動量が豊富で身質の良い金目鯛は、高級料亭などでも使わ... サカマ