さかなの旬 見た目はごついけど、色っぽい名前を持っています。アイナメ アイナメとはカサゴ目に分類される魚です。 塩分濃度が低い河口付近や岩礁に生息しており、南西諸島や一部太平洋を除く日本各地で漁獲されています。 魚体は赤褐色、紫褐色の色合いですが、繁殖期のオスには婚姻色があり黄色になります。 日本列島沿岸に生息するアイナメは晩秋から冬が産卵期で、オスは縄張りの岩礁にメスを誘い込み産卵させ... サカマ
さかなの旬 サッパ(拶双魚) サッパ(拶双魚) サッパは初夏から晩秋にかけてが旬の魚です。サッパは東北地方以南から黄海、東シナ海沿岸にかけて分布し、汽水域に群れを作って生息しています。 4~6月が産卵期で、初夏には大群で河口に押し寄せ、内湾で産卵します。 瀬戸内海沿岸や有明海沿岸を中心に、刺し網漁や投網漁で漁獲されます。 サッパは漢字で書くと「拶双... サカマ
さかなの旬 南の国の美味しい魚・スジアラ スズキ目、スズキ亜科の分類でハタ科が存在します。 ハタ科は3つか4つの分類に分かれ、60以上の属と450種にも及ぶ魚が存在します。 そのうち、ハタと定義される魚は26種、190種になります。 有名な魚は、アカハタ、バラハタ、マハタ、クエ、タマカイなどがあります。 全ての魚種が海水魚で、熱帯から温帯の水域の浅瀬のサンゴ礁... サカマ
さかなの旬 意外な秋の魚 ウツボ ウミヘビの様に長く、見た目がグロテスクなあのウツボ。 巣穴に潜って魚が来たら大きな口で素早く噛みついて捕食します。 縄張り意識が大変強く、縄張りに近づいたり、危険が及ぶと大きな口で威嚇する獰猛な姿は恐怖心を感じます。 ダイビングをしたことがある方なら、魚肉ソーセージを与えてウツボの餌やりをしたことがあるのではないでしょ... サカマ
さかなの旬 鰍(かじか) 鰍は魚へんに秋と書きます。訓読みすると「かじか、いなだ、どじょう」と読むのだそうです。 日本ではカジカは秋が旬です。まさに秋にふさわしい漢字ですね。 ちなみに中国では「ドジョウ」のことを指すそうです。 カジカはカサゴ目カジカ科に属する魚で、種類によって大きさはまちまちです。 日本にはカマキリ・ヤマノカミ・トゲカジカなど... サカマ
さかなの旬 鮭(サケ)と鱒(マス)その2 サケとマスは明確な区分はないとされています。その違いを調べるにも、信ぴょう性のある学術資料がありません。 しかし鮭と鱒と呼ばれる魚は現にあるわけで、その種類だけでも調べてみたいと思います。 <鮭の種類> ・白鮭・・・一般的なシャケと呼ばれ、日本で最も多く獲れる鮭です。秋に出回るため秋鮭、秋味とも呼ばれています。 サケ科... サカマ
さかなの旬 鮭(サケ)と鱒(マス)その1 秋の魚の代表としては、やはり鮭ではないでしょうか。世界中で親しまれている鮭ですが、学術上ではサケ・マス科と呼ばれ、鮭と鱒の区別がありません。 私たちが普通「サケ」と呼んでいるのは「シロザケ」の事なんです。 他にレッドサーモンと呼ばれる「ベニザケ」や、キングサーモンと呼ばれる「マスノスケ」、「ギンザケ」、「サクラマス」、... サカマ
さかなの旬 アワビの親戚…夏が旬の貝トコブシ アワビはミミガイ科の藻食性巻貝の種に属します。 そのアワビと全く一緒の属種で「トコブシ」という貝があります。 岩にひっくり返っているトコブシが、波に流れるように素早く起き上がって逃げ出す様から、「ナガレコ」、「ナガラメ」という呼び名で親しまれています。 見た目はアワビと一緒ですが、大きさが一回り小さく成貝の殻長は7セン... サカマ
さかなの旬 秋刀魚(サンマ) 何と言っても秋を代表する魚は秋刀魚でしょう。北の海から南下を始め、秋が最も脂がのっておいしい時期です。ちょうど銚子沖まで下りてきたころが秋刀魚の旬です。 8月には北海道根室沖でサンマの操業が始まりますが、その頃のさんまの脂肪は全体の約1割程度です。10~11月の銚子沖で脂肪は2割程度になり、一番おいしい時期になるのです... サカマ
さかなの旬 柳葉魚(シシャモ) ししゃもは、頭から丸ごと食べられて、カリカリ感や、卵のプチプチ感といった感触を楽しめる、ご飯のおかずやお酒の肴にもうってつけの身近な魚です。 しかし、そのししゃもも、年々漁獲量が激減し、日本のししゃもである本ししゃもの占める割合は現在約一割程度しかありません。 シシャモは北海道の限られた場所にしか生息せず、北海道南東部... サカマ