さかなの旬 夏の魚。太刀魚(タチウオ) 名前の「太刀」のとおり、歯が鋭いため軽く触れただけでも怪我をする恐れがあります! 日本沿岸では北海道から九州南部の太平洋、東シナ海の沖縄にかけて広く分布しています。 山口県では「周防瀬戸(すおうせと)タチウオ」の名でブランド化しています。 この特色は「瀬付き鯵」と同じ。タチウオは回遊魚ですが、周防瀬戸では海底地形や潮流... サカマ
さかなの旬 夏といえば、鱧(ハモ) ハモが美味しい季節になりましたね。 時期的には気温が高くなり、鱧が活発になる時期に当たります。また、鱧は梅雨時の水を飲んで旨くなるとも言われています。 優雅な京料理にも欠かせない魚で、6月の八坂神社祇園際では「祭鱧」として祀られます。 京都の祇園祭とハモ料理の組み合わせは有名で、祇園祭の時期に京都を訪れると鱧料理が供せ... サカマ
さかなの旬 レンコダイ 全長が30センチ、大きくても40センチでマダイやチダイより小さいですが、味は劣りません。 正式な和名はキダイといい、漁業関係者では「レンコダイ」や「レンコ」という名で呼んでいます。 生息域は本州中部以南から台湾にかけて、日本国内の消費は西日本が多いです。 生まれたときはメスが多いですが、生後1~2年経過するとオスに性転... サカマ
さかなの旬 絶品!ウチワエビ 平たく薄く感じるので、一見歩留まりが悪く、食べるところがあまり無いんじゃないかと思わせられますが、実は身が意外にたっぷりと詰まっていて、 その味も甘く、身の食感も程よいぷりぷり感があってとても美味しいんです。 伊勢海老より美味しいかもと思えます。 深い旨みと、強い甘みが楽しめます。 程よい繊維質の身ですので、口に入れる... サカマ
さかなの旬 ギンダラ(銀だら) 日本沿岸では駿河湾、北海道内浦湾にかけてアリューシャン列島、アメリカ・カリフォルニア州沿岸までの冷たい水温の北太平洋に分布します。 「たら」とつくが、タラの仲間ではなく、カサゴ目ギンダラ科の魚です。 北海道、三陸沖などでもとれるが、国内での水揚げは量的に非常に少ないです。 大陸棚斜面と北東太平洋の海山付近の水深300-... サカマ
さかなの旬 今が旬!イサキ 東アジアの沿岸の岩礁に生息する魚です。 磯に生息することから「磯魚」、この名前が転じてイサキと呼ばれています。 釣りや定置網、刺し網で漁獲されます。 初夏~秋が旬とされ、特に6~7月の『いさき』の美味さは格別。 マダイよりも身は柔らかく、脂の乗りがとてもいいです。 身に混在した脂の旨みが格別です。 刺身、カルパッチョ、... サカマ
さかなの旬 初夏の魚!キビナゴ 鹿児島では春先になると、銀色の美しい小魚が沢山獲れ出します。 鹿児島弁で帯のことを「キビ」といい、魚体の青い横線を見立ててキビナゴと呼ばれているそうです。 主に巻き網漁で漁獲され、鹿児島、長崎、高知など暖流に面した地域で水揚げがあります。 身は透明がかっており、小骨が多いですが脂肪は少なくさっぱりした味わいと甘みがあり... サカマ
さかなの旬 カナガシラ 頭部が固い骨板に覆われており非常に硬いことに、カナガシラの名前の由来があります。 津軽藩では上級階級の年越しのお膳に用いられていました。 節分や生後100日に行われるお食い初め(箸初とも)に使われる魚としても有名でしたが、 これが近年は脂嗜好からかやや人気薄です。 市場では秋から春にかけて入荷されます。 カナガシラは程... サカマ
さかなの旬 キンメダイ(金目鯛) キンメダイは関東では周年入荷があり、季節によって味が落ちることがない非常に美味しいお魚です。 読んで字のごとく、金色の大きな目を持つ事からきています。 鯛と付くが、鯛の仲間ではなく、体色が鮮やかな赤色から鯛の代わりにお祝い事に使われたので、この名が付いたと言われます。 深海で少ない光を有効に使う為、眼の網膜に反射鏡を持... サカマ
さかなの旬 関西の食文化とサワラ 大阪に出掛けて商店街を歩くとき、鮮魚店を見かけると必ず立ち寄ります。 生活圏の関東ではお目にかかれない魚が沢山売っており、テンションが上がります。 春になると店頭に並んでいるのが「サワラ」です。 鋭い剣状の細長い銀色の魚で、大きさは1メートルを超えます。 北海道南部から日本列島、四国、九州の太平洋沿海地方から東シナ海に... サカマ