今日の魚 タチウオ


体が細く長く、体長は1メートル以上もある魚です。
何よりタチウオの一番特徴的なことは、体が鮮やかな銀白色をしています。
この体色はグアニンという銀箔のような色素によるもので、マニキュアや人工真珠の色づけや光彩をつくるために使われています。
色見や形態が刀のように見えるので「タチウオ」と呼ばれているそうですが、頭を上にして立つように泳ぐさまでこの名前が付いたとも言われております。
福島県では「サワベル」と呼ばれていますが、洋刀サーベルから連想されていることのようです。
名前の「太刀」のとおり、歯が鋭いため軽く触れただけでも怪我をします。
日本沿岸では北海道から九州南部の太平洋、東シナ海の沖縄にかけて広く分布しています。
周年水揚げがあり、季節によって味が落ちることもない白身魚です。
生まれたばかりの稚魚は体長1cm程ですが、すでに銀色の体で浮かぶ姿はまるで銀の平ヒモのようです。
成長するとやや深い海の中層に移り生活を送りますが、朝夕の薄明時になると海の表層近くに浮かび上がり、また船の集魚灯にも集まります。
不飽和脂肪酸のEPA、DHA、ビタミンDが豊富な栄養価を誇ります。
骨は柔らかく身離れがよく、火に通すと適度に身が締まります。
画像出典元:http://www.fimosw.com/u/ubmxieys63/

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