前回ではホタテの捌き方や下ごしらえについて綴りました。
SAKAMAホタテファンの皆様、大変お待たせいたしました!
今回は美味しいホタテのお料理について綴りたいと思います。
まず冷凍保存したホタテの貝柱は、使用分をビニール袋に入れて流水で解凍しましょう。
自然解凍をした場合、身の組織内の水分が溶けて滲み出し、旨み成分を含んだ水分(ドリップ)が流れ出してしまいます。
さあ、無事解凍できたホタテを使って早速調理です。
まず、最初に作ったのはホタテとほうれん草のバターソテーです。
熱したフライパンにバターをたっぷり入れて、ホタテの貝柱とヒモを入れましょう。
バターとホタテの香ばしい匂いが食欲をそそります。
胡椒をふりかけると一層香ばしくなります。
貝柱の表がこんがりと色目が変わるまで炒めましょう。
仕上げに昨日作ったエラの出し汁を軽く振りかけると、とてもいい香り。
バターとほうれん草に絡んだホタテの旨さはたまらぬ美味しさです。
貝柱のプリッとしてなめらか食感、甘くて深い味わいは素晴らしいです。
忘れてはいけないのがヒモ、カリッとした堅い歯ごたえに、貝柱とはまた違う濃厚な旨みが口の中を押し寄せます。
さて捌いたときに貝柱と別に取り出した白子と眞子は煮付けにして食べましょう。
昆布を入れた水を沸騰させて、スライス状に切った生姜と共に白子と眞子を入れます。
そして、料理酒としょうゆ、みりんで味を整えましょう。
その後一旦白子と眞子を鍋から取り出して、煮汁を煮詰めます。
煮詰まったあとに再び入れて、煮汁に沁み込ませます。
他に具材として、ニンジンとゴボウを入れました。
しっとりした白子や眞子の旨みを、刻んだ生姜が引き立てます。
そしてもう一品。
ホタテのすまし汁です。
昆布と鰹節で出汁を取りましょう。
そのとき薄口醤油と料理酒も一緒に入れて味付けしましょう。
この出汁を取るときに、先日ホタテのエラで取った出し汁を付け足して、味わいを深くしてみました。
具材になるニンジンを入れて、最後にホタテの貝柱を入れて火が通ったら出来上がり!
出汁の深い味わいが口の中いっぱいに広がります。
とろっと、とろけるホタテの貝柱が濃厚な旨みを醸し出します。
ホタテ三昧、とても幸せです。
ほかにも貝柱のカレーを作ってみたいと思います。
さて美味しい野辺地のホタテが気になる方は、弊社SAKAMA SHOPで受注しております。
1kg単位で注文をお受けしております。
産地の水揚げ状況、天候などによりホタテの出荷が遅れたり、お受けできないこともありますので事前にご確認くださいませ。
画像出典元:http://tokyo-misaran.at.webry.info/200904/article_5.html