非常に美味!ハッカク(トクビレ)


大きなウロコとヒレが特徴の魚です。
島根県、朝鮮半島よりサハリンまでの日本海側、相模湾より北の太平洋、オホーツク海など比較的寒冷水域水深200メートル以浅の砂泥底に生息し、
鰈(カレイ)狙いの底引き網船に昆獲されます。この為、水揚量は少なく、幻と言われる所以となっています。
産卵、成長に付いては、未だ不明とされている魚です。
よって、科学的に旬を述べる事は出来ませんが、味、脂ののりから判断するところ、旬は冬と言えるでしょう。
鱗は固くて食べられませんが、焼くととてもいい香りが楽しめます。
大型のオスの方が身に脂が乗っている傾向があります。
干物なども美味しいですが、ハッカクのオススメの食べ方は、なんと言っても刺身でしょう。
白身に脂がよく乗っており、身の深くて濃厚な味わいと脂の甘さが楽しめます。
鮮度の良いハッカクの薄造りは格別。
しつこくない上品な脂は、他のどの魚にもない独特なものです。
ただ、鮮度よく流通してるものが少ないのが玉にキズ。
美味しい刺身を食べられるのは産地の特権ですね。
画像出典元:http://marutoma.blog82.fc2.com/blog-entry-67.html

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