長崎漁港


漁港名:長崎漁港(特定第3種漁港)
所在地:長崎県長崎市三京町、京泊、多以良町
主な魚種:鱧、アジ類、鰆、ヒラメ、鮫類、アワビ、ブリ、サバ、イワシ類
主な漁業:まき網漁業、底引き網漁業、釣り(近海カツオ一本釣り)

長崎県は全国の約12%にあたる広大な海岸線に面し、漁場に恵まれた県です。漁業生産は北海道に次いで全国第2位(平成21年調べ)の水産県です。

水産業は離島を含め長崎県の基幹産業であります。漁港の数は全国の10%を占め、漁港地区には県内人口の18%の人が住んでいます。離島では約40%の人が漁港地区に住んでいます。

長崎漁港は以前は長崎港内にありましたが、1989年に漁港機能を長崎市北西部の畝刈・三重地区に移転しました。長崎港と区別するため、新長崎漁港と呼ばれることもあるようです。

現在の新長崎漁港が開港されてから27年経ちましたが、それまでの長崎漁港は現在の長崎港内にありました。

1571年長崎港が開港され、ポルトガル船が長崎港に入港し、江戸時代には出島も完成し、オランダや中国との交易も盛んになり、文化や学問の発信地となりました。
その後は学校の歴史で学んだとおりですが、そんなところに長崎漁港はあったのですね。

長崎県は有明海、橘湾、対馬海峡、東シナ海の海に囲まれています。長崎県の地形は山地が海岸まで迫っており、平たん地は極端に少ないのです。

長崎県は沢山の離島や半島があり、複雑に入り組んだ美しい景観を作り出しています。
西海国立公園、雲仙天草国立公園に指定されています。

この様に自然で形成された沿岸部には、多くの魚類や藻場が分布しています。

この美しい海岸を海岸法の規定によって、海岸保全基本計画が知事によって定められ、有明海沿岸、橘湾沿岸、西彼杵沿岸、大村湾沿岸、松浦沿岸および五島・壱岐・対馬沿岸の基本計画を策定することになっているようです。

長崎漁港には獲れたての魚介をいち早く食卓にと、直売所「がんばランド」で海産物を中心に野菜や果物、海産加工品など農水産直売所を開設しています。毎日ブログで最新情報をお届けしています。一度ブログを見てください。

昭和62年に設立された長崎漁港水産加工団地では、新長崎漁港から水揚げされた水産物を加工し、その製品の販売と全国に向けての発送に至る業務を担当し、長崎県の水産業の活性化に貢献しています。

長崎魚市場では「長崎魚祭」を毎年10月に開催します。新長崎漁港の広大な長崎魚市場を開放し、鮮魚の即売会や、水産加工品の即売、魚料理の実演料理教室で試食会、消費者参加のセリ大会、魚のすくいどりなど盛りだくさんのイベントが行われます。

年に一度の魚祭は市民の楽しみの一つのようです。イベントの写真を見るだけでも、その楽しさは伝わってきます。

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