こんにちは。
今回は珍魚、ミシマオコゼについて書きたいと思います。
ミシマオコゼはスズキ目ミシマオコゼ科に分類される仲間で、名前にオコゼとつきますが、
「オコゼ」の仲間ではありません。
目がキョロキョロしているところなどがかわいくて好きです。
エラ蓋にとても大きく鋭いトゲがついていることや、目が頭の上についていることが特徴です。その上を見上げているような姿が天文学者に見えたことから、「スターゲイザー」というかっこいい異名を持っています。
それから、母にミシマオコゼをさばいてもらっていると、胃の中からアカムツの幼魚が丸ごと出てきました。ミシマオコゼは普段海底の砂の中に潜って目と口だけ出して、隠れて獲物を狙っていて上向きの大きな口で獲物をガブっと丸呑みにしてしまいます。
さすが肉食魚です。
そして、さばいたミシマオコゼは刺身にしてもらいました。
「夏フグ」とも呼ばれるその身は、プリプリもちもちでイッキに食べてしまいました。
味噌汁にもしてもらいました。
出汁はあまりでないですが、身はホクホク、皮はプルプルで美味しかったです。
以前「アオミシマ」というミシマオコゼの仲間も食べたことがあります。
魚屋さんでは「ミシマオコゼ」と表記されていたのですが、家に買って帰って調べてみるとエラ蓋にトゲがついていないことや、背鰭が一基しかないことから、アオミシマだとわかりました。
鍋にしたらとても美味しかったです!
なかなか見かけない魚ですが、「ミシマオコゼ」を発見したら一度食べてみてください!