今日の魚 クロメヌケ


冬になると、連日北海道の港よりクロメヌケの水揚げの便りが届きます。
真っ黒なこの魚は、カサゴ目フサカサゴ科に属しているメバルの仲間で、北海道では“アオゾイ”と呼ばれています。
日本沿岸では岩手県より北の太平洋、オホーツク海、日本海北部方面の冷たい海の200メートル程度の水深域に生息しています。
特にオホーツク海周辺での水揚げが多く、底引き網やはえ縄漁などで漁獲されています。
比較的深い水域に生息しているため釣り上げたとき、強い水圧で目が飛び出た様な状態になってしまうことから「メヌケ」と呼ばれます。
クロメヌケの旬はまさにこれから、秋の終わりから春の始まりにかけてなのです。
クセがなく素直な味わいで脂が多く柔らかい身は、熱に通すと程よく固く締まり、脂の旨みと甘みが相成って味わいに奥行きが増してきます。
煮付けや焼き、汁物など幅広い用途でお使いいただけますが、鮮度がいいものは是非刺身で味わってみたい一品です。
魚の身の肉以外にも、肝や胃袋など内臓が美味しく珍味として重宝されます。
魚体が大きいため歩留まりがとても良く、お料理に有効活用できるコスパが非常にいい魚です。
画像出典元:http://jp.bloguru.com/kobenooisan/249972/2015-09-27

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