おさかな横断ウルトラクイズ!?


約20年前まで毎年日本テレビで放映していた「アメリカ横断ウルトラクイズ」という番組、覚えている方は沢山いらっしゃると思います。
ギネスに「世界一製作費が掛かったクイズ番組」と認定されています。
第一次予選の東京ドームに2万人以上集まり、司会の福留氏の「ニューヨークに行きたいかー!」というシュプレヒコールは有名でしたね。
予選を突破して、一か月に渡って世界中のあちこちに移動しながらクイズが行われ、最終決戦はニューヨークのハドソン川で自由の女神を眺めながら船上で10問早押しクイズ。
中学、高校時代は毎年この番組を録画して、ビデオテープが擦り切れるまで見ていました。
大学生になり出場資格を得ましたが、この年からウルトラクイズは中止…。
いつかウルトラクイズに参加するという夢は20年以上も叶わないまま現在に至ります。

さて、冒頭にウルトラクイズのお話をしたかというと、魚に関する問題が結構多いのです。
今年の忘年会の余興にお役立ていただければなぁと思います。
実際に使われた問題を独断と偏見でピックアップしてみました。

問題1:次のうち日本海に実際に生息する魚は次のうちどれ?
1・コンペイトウ
2・カリントウ
3・オメデトウ

問題2:クリスマスに七面鳥を食べるのはアメリカ。では、鯉をクリスマスに食べる国は何処?
1・オーストラリア
2・カナダ
3・オーストリア

問題3:魚はウロコを見て年齢の推定ができます。次のうち、ウロコを見ても年齢がわからない魚はどれ?
1・イワシ
2・タイ
3・サバ

問題4:次のうち雲の名前にない魚はどれ?
1・イクラ
2・サバ
3・アジ

問題5:ご飯はナシ、魚はイカン。お菓子をクエ。これは何語?
1・ベトナム語
2・インドネシア語
3・ラオス語

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<正解>
問題1:
1番の「コンペイトウ」。
山口県以北の日本海に生息するカサゴ目ダンゴウオ科の魚。丸い魚体に無数の突起が金平糖のようだからです。食用には向きませんが、欧州ではキャビアのことをこの種に属する「ランプフィッシュ」という魚の卵を指します。

問題2:
3番の「オーストリア」。伝統的に「ジャガイモと鯉」を食べています。クリスマスは貧しい人でも手に入れることができるご馳走をみんなで食べるということが由来です。

問題3:
3番の「サバ」。サバのウロコが細かく且つ薄いので年輪がありません。サバの年齢は耳石の年輪を見ると判明します。人の年齢でよく言われる「鯖読み」とは、保冷技術もなかった江戸時代、傷みやすいサバを早く売るために獲れた量を目分量でざっと計測して、さっさと売りに出て行った有様のことをいいます。

問題4:
3番の「アジ」。イクラ状の大きなツブツブができた雲は「乳房雲」といい実存します。
サバ雲はイワシ雲やウロコ雲と同じく巻積雲の一種です。日本でも秋に見ることができます。

正解5:
2番の「インドネシア語」。魚はイカン(Ikan)と呼びます。ちなみにギリシア語はタラを「バカヤロ」と呼ぶそうです。

 

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