そもそもアオハタってどんな魚?
アオハタとは、スズキの仲間でハタ科の一種です。
ハタ科の中でもアカハタとアオハタは名前が似ているので、間違えてしまいそうですが見た目が大きく違います。
アカハタは鮮やかな橙赤色の体に暗褐色の横縞が5,6本はいっているが特徴です。
アオハタは黄褐色で黒っぽい横縞が6本はいっており、体全体にも黄色い斑点が散らばっているのが特徴です。
黄色が入っていることから、地方によっては「キハタ」と呼ばれることがあり、ややこしいので注意が必要です。
また、ハタ類は種類がとても多く、その数200種類。中でも『アオハタ、マハタ、アカハタ、キジハタ』などは特に有名です。
アオハタの値段相場はいくら?
【アオハタと他の魚の価格(2021年時点)】
種類 | アオハタ | マダイ | ブリ | カンパチ |
値段(円/kg) | 2500 | 1800 | 1500 | 1500 |
アオハタは魚の中では比較的値段が高く、高級魚として知られています。
九州で水揚げされることが多いですが、熱帯から温帯にかけて広く生息していて流通も盛んです。
それにより、アオハタの市場での値段は少し安くなります。
しかし、都会ではあまり売られていないため、九州や北陸に行った際に市場で購入するのも良いかもしれません。
さらに、アオハタはハタ類の中では比較的値段が安く、購入しやすいという良さもあります。
そのときの漁獲量や質にもよりますが、マハタと比べると1kgあたり1,000円も安く、マハタよりアオハタの方が手が出しやすいでしょう。
名前が似ているアカハタとは同じくらいの値段になります。
【ハタ類の種類と値段】
種類 | アオハタ | アカハタ | マハタ | キジハタ |
値段(円/kg) | 2500 | 2500 | 3500 | 3000 |
アオハタの旬の時期はいつ?
ハタ類は一年を通して水揚げでき、美味しく食べられることも特徴です。
値段も年間を通して大きな変動はありません。
その中で、特に冬の時期から春先にかけてが一番おいしく、逆に産後である夏の終わりから秋にかけては鮮度が落ちやすいため、避けた方が良いです。
アオハタはどのような調理方法で楽しむことができる?外食の値段は?
アオハタはハタ類のなかで値段が安い割に、身にくせがなく、しっかりとした食感で旨味もあることから人気があります。
そんなアオハタをより美味しく食べるためのポイントを解説いていきます!
刺身
アオハタを食べるのならば、刺身がおすすめです。
刺身にする場合には、仕入れたその日に食べてもよいですが、1日寝かせて熟成してから食べると、さらに甘みや旨味が増します。
切るときには、厚めにするよりも薄く切ったほうがおいしく感じられるでしょう。
また、アオハタは鮮度落ちが早い魚なので、仕入れる際には活き締めされ弾力があって固いものを選びましょう。
ヒジキムシという寄生虫が付くこともあり、こちらは人間が食べても害はありませんが、魚を衰弱させるので味が悪くなることもあります。
釣った後や、仕入れる時には体から黒く細長いものが付いていないか確認をしましょう。
外食する際、アオハタの刺身の値段は1人前900円ほどになっています。
煮付け
アオハタは煮付けもおすすめです。
頭や骨にも味わいがあるので丸ごと煮てしまうと良いでしょう。
調理工程としては、まず下処理をして、味付け・煮込みに入ります。
下処理で欠かせないのがうろこ取りです。
アオハタは、うろこがとても細かく取れにくいという問題もありますが、カナタワシでこすることできれいになりやすいので、試してみてください。
下処理が終わったら、鍋に入れ酒300cc、醤油600cc、砂糖大さじ7杯、しょうがの千切りを加え、落し蓋をして10分ほど炊きます。
炊きあがったら、臭みも少なく甘辛くておいしい煮つけの完成です。
アオハタの煮つけを外食する際の値段は、1人前1000円前後になっています。
アオハタの値段についてまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、サカマでは以下のトピックについてご紹介してきました。
- そもそもアオハタってどんな魚?
- アオハタの値段相場はいくら?
- アオハタの旬の時期はいつ?
- アオハタはどのような調理方法で楽しむことができる?外食の値段は?
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