さかなと地球環境 秋の味覚・秋刀魚に不漁の危機 今年の秋刀魚は小ぶりなものが店頭に並んでいます。銀色の魚体を光らせてアピールしてきますが、例年に比べるといまひとつ迫力がないように見えます。 秋刀魚は日本のものと思っていましたが、いまや中国や台湾でも人気があるようです。広大な海洋ですが、資源には限界があります。 日本の漁業は資源を大切に保護・管理しながら漁獲を進めてき... サカマ
さかなの旬 サッパ(拶双魚) サッパ(拶双魚) サッパは初夏から晩秋にかけてが旬の魚です。サッパは東北地方以南から黄海、東シナ海沿岸にかけて分布し、汽水域に群れを作って生息しています。 4~6月が産卵期で、初夏には大群で河口に押し寄せ、内湾で産卵します。 瀬戸内海沿岸や有明海沿岸を中心に、刺し網漁や投網漁で漁獲されます。 サッパは漢字で書くと「拶双... サカマ
さかなの知識 水産加工品~魚醤の数々~ 醤油は大豆からしかできないわけではありません。一般に普及している醤油と呼ばれるものは、もともと穀醤と呼ばれていました。 日本には穀醤のほかに、古くから肉や果物で作った醤油がありました。醤油の種類を挙げてみます。 <穀醤> 米・麦・豆など穀物を発酵させて作った醤油。醤油、味噌の原型。 <草醤> 野菜・果物などを発酵させて... サカマ
全国の漁港紹介 漁港何でもランキング(その2)…日本最南端の漁港・沖縄波照間港 漁港何でもランキング(その2)…日本最南端の漁港・沖縄波照間港 前回ご案内した宗谷岬大岬漁港から南下すること約3,000km。 こうして見ると日本は結構大きいですね。 沖縄県八重山郡波照間町、波照間島が日本最南端の領土です。 人口542人(平成9年)の小さな島です。 周辺は八重山諸島が存在し、有人島は10島、その周辺に... サカマ
全国の漁港紹介 漁港何でもランキング(その1)…日本最北端の漁港・宗谷岬大岬漁港 北海道道北、稚内市。 日本海とオホーツク海に挟まれた日本最北端の岬、宗谷岬があります。 岬の北端には「日本最北の地」の碑があります。 真冬の平均気温は-2.7℃と厳しい寒さですが、真夏の平均気温は22.3℃と大変過ごしやすい季節です。 北海道道北で冬の風物詩といえば網走の流氷ですが、この宗谷岬でも流氷を楽しむことができ... サカマ
さかなの知識 魚を使った健康料理~魚うどん~ うどんやラーメンなど麺好きな人は、毎日1食は麺を食べる人もあれば、3食とも麺を食べる人もいます。いくら好きでも食べ過ぎはよくありません。炭水化物=糖質の摂りすぎは危険です。 人の一日のエネルギー必要量は、男性で2660kcal、女性で1995kcalです。炭水化物のエネルギー量は4kcal/gであり、仮に60%と考える... サカマ
さかなと地球環境 高級魚になったり大衆魚になったりとワタシは忙しい・マイワシ物語 ワタクシはイワシの梅肉揚げが大変好物です。 イワシ料理は煮ても、焼いても様々なバリエーションが楽しめます。 さて、日本の大衆魚でお馴染みだったマイワシは、この二十年以上にわたって獲れないと報じられています。 漁獲量で見ると1988年(昭和60年)の448万トンをピークに減少の一途を辿っています。 2001年には年の水揚... サカマ
さかなと地球環境 日本海沿岸の人々と風土文化を共に生きている魚・ハタハタ (その2) ハタハタの漁期は秋田では産卵期の11月から12月、秋田に次いでハタハタの消費が多い鳥取では9月から5月となっています。 同じ魚種でも何故漁期が異なるのか?それには明確な理由があるのです。 秋田では定置網や刺し網で産卵のため浅瀬に上がってきたハタハタを漁獲します。 卵を持った魚が沢山獲れるのが特徴です。 一方、鳥取は日本... サカマ
さかなと地球環境 日本海沿岸の人々と風土文化を共に生きている魚・ハタハタ (その1) 秋田名物の魚といえば「ハタハタ」ですね。 ハタハタとは雷の轟く音「ゴロゴロ」に由来しています。 豊漁のときは雷が轟き、荒れた海に因み、カミナリウオという呼び名があります。 秋田ではハタハタが県魚に指定されており、日常の食事や正月になれ寿司を食べるなど生活風習や郷土料理には欠かせない存在です 主に北西太平洋、日本海沿岸、... サカマ
さかなと地球環境 羽田沖は魚の楽園・東京湾漁業事情 私はひと月に数回、大阪に出掛けています。 某航空会社のマイレージサービスにすっかり囲われているので、東京・大阪間の移動は飛行機を使っています。 北風が吹く日の大阪便はスポットアウト後、2010年に新設された東京湾沖合のD滑走路へタキシングします。 飛行機がD滑走路に進入して離陸準備をしているとき、機窓からは沖合や多摩川... サカマ