冬の味覚に無くてはならないのはタラバガニ。 豪勢なカニ鍋は寒い時期のご馳走ですね。 眼鏡を湯気に曇らせてカニの殻をハサミで切りながら極太のカニの身を食べる幸せ、誠に堪りません。 鍋や茹で以外にも、刺身で食べると身の繊維質の心地よい食感が楽しめます。 またカニ味噌の深く極上な旨みを味わうと、とても幸せな気分になります。 ...
さかなの旬
さかなの旬の記事一覧
サケ科に属する魚です。 桜の咲く時期に獲れる魚、婚姻色が桜色ということからサクラマスという名前が付けられました。 海に下って回遊をして30-70 cmに成長後、産卵時に川を遡上する降海型の魚です。 一生を淡水で過ごす河川残留型の魚を「ヤマメ」と呼ばれます。 年間漁獲量は1000トンほど、サケ科魚類ではもっとも漁獲量が少...
小浜はノドグロの水揚げが多い港として有名です。 冬になって海水が冷たくなると、ノドグロの身にはたっぷりの脂が乗ります。 それを証明するかのように、夏は鮮やかな赤い身のノドグロは冬になると白みがかってきます。 刺身など生食で冬のノドグロの身の味を楽しむの勿論、煮付けや唐揚げも絶品です。 塩焼きにした時は、皮目の香ばしさと...
寒ブリの季節になりました。 春に産卵期を迎えるので、今は身に沢山栄養を付けている最中です。 こってりとした濃厚な脂の甘さと、ブリの身の柔らかい旨さが一粒で二度味わえます。 刺身など生で寒ブリの素の旨さを味わうのもよし、火を通してブリの 濃厚な旨さを引き出すのも良し。 画像出典元:http://nori18leo.coc...
アブラボウズとは全く別物の「ボウズギンポ」。 ウナギの様な細長い体形が特徴の「ゲンゲ」属の魚です。 時折獲れる程度でかなり希少性が高く、東京の市場ではまず見ません。 鱗は細かく、皮が厚いです。 身は白身でマシュマロの様に柔らかく、クセがない旨みです。 焼き物にすると外はこんがり、中はジューシーで柔らかいのが特徴です。 ...
日本では唯一桜エビの産地となっている静岡県。中でも最大の水揚げを誇るのが由比漁港です。ここでは桜えび漁が真っ最中とのことです。新鮮さが命の生桜えびを味わいに、食通が由比漁港に集結しているようです。 桜えびは静岡県の駿河湾深海に生息し、100%ここで水揚げされるようです。新鮮さが命の生桜えびは、透き通った体で味は甘くとろ...
鍋がおいしい季節になりました。我が家は鍋好きで週に1度~2度は鍋料理を楽しんでいます。土鍋の出番はひっきりなしって感じです。 水炊き、寄せ鍋、すき焼き、しゃぶしゃぶ、はりはり鍋、石狩鍋、河豚鍋、アンコウ鍋等、数え上げればきりがないほど沢山の鍋料理がありますね。 鍋の主役も牛肉、豚肉、鶏肉や、魚介を主役にした鍋もたくさん...
前回、ブリの生活史について綴りました。 さて、「寒ブリ」の水揚げは富山県の氷見がとても有名です。 そこに寒ブリが集まる理由、それはブリの回遊行動と密着な関係があるのです。 成長を続け、すっかり成魚になったブリは産卵活動に参加します。 春から夏にかけて、ブリは対馬海流に乗って日本海を北上し続けます。 1,500km以上の...