さかなの旬 サケあれこれ その3 さて唐突ですが、あなたは「鮭」を“サケ”と読みますか? それとも“シャケ”と読みますか? 「鮭」を広辞苑で調べると“サケ”と記載されていますが、“シャケ”も読み方として正解です。(広辞苑にはシャケはサケの転語と言う注釈があります) マルハニチロが全国15歳以上の男女1,000人にアンケートを取ったところ、“サケ”と読む... サカマ
さかなの旬 今日の魚 スズキ 昔、アメリカ横断ウルトラクイズにて「冬枯れすすき、夏は絵に描いてでも食えという魚は?」という問題が出題されたことを覚えています。 最大1メートル程の大きさで細長く平たい体に、黒い尾びれが特徴的です。 スズキは夏に旨い魚ですが、秋に俳句季語がある魚で今がまさに食べ頃です。 透明感のある桃色の白身は川魚の様にクセがなく澄ん... サカマ
さかなの旬 今日の魚 サワラ 鋭い剣状の細長く銀色に光る魚で、大きさは1メートルを超えます。 日本沿岸で北海道南部から日本列島、四国、九州の太平洋沿海地方、東シナ海にかけてと広く分布しており、太平洋で生息する群と日本海に生息する群に分けられます。 春から秋にかけて海の表層を群れて行動しますが、冬期になると深場に移ります。 サワラの食性は肉食性で、カ... サカマ
さかなの旬 今日の魚 ハタハタ 北海道は徐々に寒くなって来ています。 この週末、札幌の魚市場ではこの秋はじめてのストーブを焚きました。 寒くなると揚がって来るのは「ハタハタ」です。 秋田県では冬の郷土料理に欠かせない魚で有名ですね。 「ハタハタ」とは雷のゴロゴロという轟く音に由来しています。 雷が鳴り響いて風が強い日、海は大荒れになりますがこんなとき... サカマ
さかなの知識 今日の魚 ワタリガニ 寒くなると美味しくなるのが「カニ」ですね。 カニといえば真っ先に想像するものといえば「ズワイガニ」、「毛ガニ」、「タラバガニ」の高級ガニ三兄弟ですが、これらのカニに引けを取らない美味しさを持つカニが日本近海には沢山存在するのです。 その中のひとつとして「ワタリガニ」が挙げられます。 北海道から九州、沖縄にかけて広く分布... サカマ
さかなの旬 シラス シラスって何の子供かご存じですか?ナマズの孫?イヤあれはシラスという名前の魚?いやいやシラスとはウナギ、アユ、イワシの子供(稚魚)の総称です。 大海原で卵からかえってきたシラスは、透き通った体をしています。 おもに2㎝程度の大きさまでがシラスと呼ばれ、やがて3㎝程度になると、親イワシの様に銀色がつきはじめ、カエリと呼ば... サカマ
さかなの旬 今日の魚 アジ 残暑厳しい今日この頃、お元気にお過ごしでしょうか。 猛暑で夏バテになってしまい、食欲がない方がいらっしゃることと思います。 夏バテには栄養をしっかり摂ることが何よりの処方箋ですね。 夏バテに効く魚として鰻が有名ですが、ちょっと値が張りますよね…。 でも、鰻以外にお馴染みの魚で夏バテに効くものがあるのです。 それはアジな... サカマ
さかなの旬 今日の魚 タチウオ 体が細く長く、体長は1メートル以上もある魚です。 何よりタチウオの一番特徴的なことは、体が鮮やかな銀白色をしています。 この体色はグアニンという銀箔のような色素によるもので、マニキュアや人工真珠の色づけや光彩をつくるために使われています。 色見や形態が刀のように見えるので「タチウオ」と呼ばれているそうですが、頭を上にし... サカマ
さかなの旬 鮎魚女(アイナメ) アイナメの身は脂身が多いので「アブラコ」、「アブラメ」などと呼ばれています。 ごつい魚体とは裏腹に「愛魚目」、「鮎魚女」など艶な名前も持っています。 姿がアユに似ている為、「鮎なみ」が転じてアイナメになったと言う説。 鮎と見た目が似ているからではなく、鮎のように縄張りを持つ習性のため、「鮎のような魚」と言う意味で「鮎な... サカマ
さかなの旬 メカジキ 大きく長い吻がメカジキのシンボルで、カジキ類の中でも最大級です。 食性は肉食性で特にイカ類を好みますが、他の魚類や甲殻類なども捕食します。 メカジキは、カジキの中でも最も獰猛な性格で、船舶や大型魚クジラなどにも突進することもあり、漁獲のときは漁師さんは長い吻に気を付けながら作業を行っています。 漁獲量がダントツに多いの... サカマ