冬になると、連日北海道の港よりクロメヌケの水揚げの便りが届きます。 真っ黒なこの魚は、カサゴ目フサカサゴ科に属しているメバルの仲間で、北海道では“アオゾイ”と呼ばれています。 日本沿岸では岩手県より北の太平洋、オホーツク海、日本海北部方面の冷たい海の200メートル程度の水深域に生息しています。 特にオホーツク海周辺での...
冬
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ふ化した仔魚の生存率が少しでも高くするため、餌となる動物プランクトンが潤沢にある温暖な海域で産卵をすることはマイワシのDNAに刻み込まれており、日本沿岸では黒潮域が主たるマイワシの産卵場となります。 黒潮域は西から東に向けて毎時3~5キロメートルの潮の流れがあり、まだ十分に泳ぐことが出来ない仔魚は黒潮に流されながら一日...
こんにちは。 全国お魚ファンの皆様、如何お過ごしでしょうか。 冷たい北風を顔に受けるにつけ、冬の気配が日に日に強まってきていることを感じます。 街に出ると、早くも街路樹がクリスマスイルミネーションで飾り付けされており、2016年もそろそろ終わろうとしています。 今週、真冬のコートを出しました。 つい一か月前は日中を半袖...
古来より日本人の食卓で、馴染みが深い魚介類のひとつにマイワシが挙げられます。 子供のときは小骨が多いイワシの料理は好きではありませんでしたが、ようやく大人になった頃、マイワシ(とくに大羽サイズ)の脂がとろける旨さが病みつきになってしまっています。 さてそんなマイワシですが、日本での水揚げ量は1988年(昭和63年)の4...
スルメイカは日本の食文化に深く根付いており、古来ではスルメイカは朝廷の贈り物として貢がれていました。 そして、今でも縁起の良い魚介類のひとつであり、祀りごとに用いられています。 スルメイカの最大漁獲国および消費国は日本ですが、最近の世界的和食ブームで多くの国に向けてスルメイカが輸出されています。 墨を吐きながら群れを成...
寒くなると食べたいもの、魚介類ファンの皆様にとってカニは外せませんよね。 眼鏡を曇らせてカニすきを突きつつ、熱燗を煽る…そしてたらふく食べたあとは温泉だ。 あぁ、いいなぁ…想像するだけでヨダレが垂れてきてしまいますが、なかなか簡単に叶う夢ではない。 せめてものの慰みに旅行代理店の店頭にあるカニ尽くしツアーのパンフレット...
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海に囲まれ多種多様な水産物が獲れる日本は、世界に誇れる魚食文化が根付いています。
日本の魚食文化の素晴らしさを知ってもらうために、全国の漁港や魚の紹介、また魚を美味しく食べるための、捌き方、調理方法など、魚と産地に関するさまざまな情報を発信していきます!
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