さかなの旬 セコガニ(季節の魚) セコガニとはズワイガニのメスのことをいいます。 深海に生息するカニで、日本では重要な食用種です。 日本海の荒波の中を生きてきたズワイガニの身は、とてもむっちり詰まっております。 大きな殻の中の美しい身は大変歯ごたえがよく、上品な深い旨みとカニ独特の甘みがたまりません。 また濃厚なカニ味噌はとても旨いです。 また、メスの... サカマ
さかなの旬 ヒメジ(季節の魚) 桃色の華奢な姿が「遊女魚」、「姫魚」と艶な名前で呼ばれます。 また二本のヒゲが特徴で、このヒゲで砂地の中の餌となる小型甲殻類を探し当てます。 欧州ではルジェー(赤い色合い)と呼ばれる高級魚で、ムニエルなどに使われます。 古代ローマ時代の話では、「(南地中海で捕れた)ヒメジは1ケースで奴隷一人分、と言われるほど高価だった... サカマ
さかなの旬 ごっこ(季節の魚) 30センチ前後で、ぶよぶよと丸みを持った愛嬌ある魚です。 正式の名前は「ホテイウオ」と縁起のいい名前で、北海道ではとても人気がある魚です。 12月~翌年の4月までが産卵期で、旬の季節です。 普段は水深100メートルの環境で生活していますが、この時期は浅瀬に来て産卵をします。 産卵して孵化した、ごっこは、浅い岩場にて吸盤... サカマ
さかなの旬 カマス(季節の魚) 「バラクーダ」の名前を知っている方が多いと思います。 日本では沿岸域に生息し、イワシなど執拗に追い回し捕食をする魚で、攻撃性が強く人に対しても襲いかかります。 鋭い歯を持ち合わせており、軽く触れただけで怪我をすることがあり、一部の地域ではサメより危険とされています。 そんな獰猛なカマスですが、白身の肉の味わいは淡白です... サカマ
さかなの旬 ウツボ(季節の魚) 鋭い歯にまだら模様のウミヘビみたいな見た目ですが、味はとても美味しいです。 ウツボを三枚おろしにして頭を落として骨を取り、 炙り上げして、薄く切ってネギやミョウガなど 薬味とタレを一緒にして楽しむ「ウツボのたたき」は 高知の名産料理で、淡白な味わいで皮の下のゼラチン質の プルプルとした食感が絶品です。 骨の処理が少々大... サカマ
さかなの旬 ユメカサゴ(季節の魚) 何とも夢とロマンがある魚名ですね。 寒い今の時期が旬のユメカサゴは、白身に脂が程良く乗っており、しっとりとした食感と深い旨みと脂の甘さが楽しめます。 ユメカサゴは別名、ノドグロと呼ばれてます。 アカムツと同じノドグロと呼ばれるユメカサゴですが、味も値段も肩を並べる高級魚です。 皮下はゼラチン質状になっており、ここもユメ... サカマ
さかなの旬 今日のお魚 イシダイ 冬の魚で美味しいもののひとつとして、イシダイが挙げられるのではないでしょうか。 日本列島沿岸付近に広く生息しており、浅瀬の岩礁を好んで生活をしているため釣り人に人気があります。 イシダイと同じ冬が旬の魚で、祝い事などで華々しい用途に使われるマダイと比べて幾分か地味な存在ですが、美味しさは負けません。 縦縞が鷹羽の紋に似... サカマ
さかなの旬 今日のお魚 ブリ 私が寒いときに一番美味しく感じる魚は何と言っても“ブリ”なのです。 脂が乗って美しい桃色の寒ブリの身を頬張るときの幸せな気分といったら、もう思い出すだけでもヨダレが垂れてしまいます。 寒ブリといえば富山県氷見市で獲れるものがとても有名です。 夏に日本海の沖合を北上して、秋に北海道でたっぷりと栄養を付けたブリの群れは冬に... サカマ
さかなの旬 アブラボウズ 白身魚のトロと呼ばれる「あぶらぼうず」は、一部の地域でしか水揚げされない貴重な高級魚です。 最大で全長183cm・体重91kgに達し、カサゴ目の魚類の中では最大級の大きさである。北太平洋深海の水深400mの岩場に生息する。若いうちは体表に白い斑点があるが、成熟するにつれて濃い灰色に変わります。 伊豆大島付近の海溝海域か... サカマ
さかなの知識 今日の魚 クエ クエはマハタに似た魚類で大きな魚体が特徴で、1メートル以上の大きさを誇ります。 日本付近に生息するクエは重荷西日本から南方の太平洋から東シナ海、南シナ海の沿岸や、大陸棚の深さ50メートルの岩礁やサンゴ礁に生息します。 また生息数は少ないものの青森県以南の日本海にも存在します。夏に産卵期があり雌性先熟の性転換を行う魚で、... サカマ