
さかなの知識
さかなの知識の記事一覧


秋田県の県魚、ハタハタ。 古くから伝わるハタハタの料理、そして風習など秋田の郷土文化とハタハタは切り離すことができません。 毎年、9月から6月にかけてハタハタ漁が行われます。 昭和40年代までは毎年2万トンもの水揚げがありましたが、漁獲過多などにより昭和50年代後半には100トン前後まで激減してしまいました。 ハタハタ...

静岡県伊東市の城ヶ崎海岸の富戸漁港の定置網に、5日(2015年12月)ザトウクジラが迷い込んだことが確認されました。 関係者の話では秋刀魚を折って定置網に入ったのではないかと話しているようですが、体長十数メートルのザトウクジラで雌雄は確認されていないようです。 定置網は幅およそ60~70m、長さ600m、深さおよそ60...

約20年前まで毎年日本テレビで放映していた「アメリカ横断ウルトラクイズ」という番組、覚えている方は沢山いらっしゃると思います。 ギネスに「世界一製作費が掛かったクイズ番組」と認定されています。 第一次予選の東京ドームに2万人以上集まり、司会の福留氏の「ニューヨークに行きたいかー!」というシュプレヒコールは有名でしたね。...

ヤンマーといえば農業機械のメーカーのイメージが強いですね。その農機メーカーが「海の畑も耕します」と養殖ガキの生産に乗り出しました。 農業機械の販売は、年々減る傾向にあります。国内の農機メーカーは沢山あり、このままでは農業機械メーカーとしての発展は考えられないようです。 そこでヤンマーは大分県漁協と協力して、自社ブランド...

只今、私は所用で大阪に滞在しています。 夜御飯は握り寿司を食べたのですが、いつも慣れ親しんでいる東京の握り寿司とはちょっと様相が違いました。 この違いは何だろうと、秋の旬のお魚にとろけながら色々と観察をしてきました。 まず、東京は「江戸前寿司」が握り寿司の基本ですね。 狭義の意味での江戸前寿司とは、「東京湾で獲れた魚介...

現代人は日々の忙しさから、食事においても簡便性と即食を求める人が増えています。又食事を準備するにも魚を焼くにおいが気になったり、もっと簡単に魚を食べたいという人もふえてきました。 水産庁では日本人の魚離れを憂慮し、官民共同で魚食の推進を図るべく、気軽に美味しく食べられてこれからの水産物の消費拡大に貢献すると認定した水産...

南アルプスの山々に囲まれた、風光明美で空気や水が非常に美味しい、長野県安曇野市。 市の中心に上高地を原水の梓川、高瀬渓谷から湧き出た高瀬川の2つの川が合流した犀川という、清らかで美しい川が流れています。 この犀川のほとりに長野県水産試験場があり、アユ、ワカサギ、ニジマスなど長野県の河川に生息する魚類の研究や生産、河川漁...