さかなの知識 農作物で肉食マグロのベジタリアン化に挑戦 日本人が大好きなマグロ。養殖の技術は進んでいるが、そこには莫大な費用が掛かっています。マグロの餌は魚です。これを野菜に変えられないかという研究が進んでいるのです。 東京海洋大学の佐藤秀一教授の研究は、マグロに植物を食べさせて、「ベジタリアンマグロ」を養殖しようというものです。 理由は生態系に優しいからベジタリアン化を進... サカマ
さかなの知識 魚の謎~魚だって右利き・左利きがあるんだぞ!~ 私達人間には利き腕がありますね。利き腕は何をするにも役に立ちます。咄嗟の場合にも利き腕が先に動きます。 魚にも右利きと左利きがあるんですよ。腕はありませんが獲物を捕食するとき、獲物の片側から襲う「利き顎」があることが分かりました。 名古屋大学の小田洋一教授がチームを組んで、アフリカのタンガニーカ湖で調査を始めました。カ... サカマ
さかなの知識 魚の美味しい食べ方!鮮度か?熟成か? 魚は何時食べるとおいしく食べられるのでしょう。魚は新鮮さが命だなどと言って、活きの良さを強調されるように思いますよね。 漁師が獲れたての魚を船上で捌いて漁師めしを作って旨そうに食べます。間違いなくおいしいのだと思います。刺身などは特にこの獲れたての旨さを強調しています。 とれたてで活きのいい魚が食べられるのは、ごく一部... サカマ
さかなの知識 むつ市でマダラ豊漁に沸く 冬が旬のマダラ。白身は柔らかく脂肪の少ない魚ですね。冬は鍋料理によく使います。ソテーやムニエル、フライもいいですね。棒ダラもいろんな料理に利用できます。 また白子はこってりした味で大変人気があります。マダラはメスよりオスの方が高値で流通しています。やはり白子の方が好まれるのでしょうね。 ■こんなおいしいマダラ好きにうれ... サカマ
さかなの知識 函館の最高級ブランドブリ・下山スペシャルに迫る 首都圏のとある料亭。 ここは高級料亭で名を馳せており、ミシュランで三ツ星を獲得しています。 四季の食材をふんだんに使用した繊細な味わいに、食通を唸らせるほどです。 板長が冷蔵便で届けられた発泡スチロールの箱を見て、いつもは厳しい目がほんの少しほころびました。 発泡スチロールの箱には黒いステッカーが貼られており、「下山ス... サカマ
さかなの知識 美味しいホタテを食べてみませんか? その2 さて、昨日の記事の続きです。 発泡スチロール箱を開けて保冷剤を取りだすと、箱の中にはとても大ぶりなホタテがぎっしり詰まっています。 3年かけて陸奥湾で育ったホタテは殻が12センチ以上で手のひらからはみ出しています。 しかもずっしりとした重量があります。 そして、何よりもまだ生きています。 同梱されていた剥きヘラでホタテ... サカマ
さかなの知識 「海のフォアグラ」ウマズラハギの養殖 ウマズラハギは刺身がおいしいですね。ウマズラハギの身は白身で淡白で上品なうまさがあります。薄造りにするとフグよりオイシイ刺し身になります。 河豚は肝を食べると死んでしまいますが、ウマズラハギの肝は濃厚で大変旨い。河豚に比べると値段は格段に安い。 そして一年を通してウマズラハギは漁獲でき、刺身を食べるなら5~6月が食べご... サカマ
さかなの知識 カツオと日本人 1月25日、千葉県勝浦市の勝浦漁港に今年最初のカツオ一本釣り船が入港しました。 一番船になったのは三重県志摩市の甚一丸(118トン)で、小笠原南方周辺で7トンのカツオを釣り上げました。 競りは大きいもので1,100円、小さいもので660円の値が付き、去年より上回っています。 落札されたカツオは築地市場や大型スーパーなど... サカマ
さかなの知識 豊洲新市場開場で苦悩する築地仲卸人 築地の移転に関する記事は先日お伝えしたが、市場関係者の間では不安視する声も上がっています。不安の内容は二つ。 ①11月7日の移転開場という時期の問題。 ②もう一つはアクセスの不便さです。 ■移転時期による不安 昨年11月に仲卸業者約140人が集まる有志団体「より良い市場を築くつどい」が東京都と業界団体との話し合いで決め... サカマ
さかなの知識 屋久島周辺のトビウオミステリー 鹿児島県の夏の魚に指定されているトビウオ、太平洋からインド洋、大西洋の暖かい海域に生息している魚です。 日本周辺に生息するトビウオは30種ほど存在します。 30センチ程の比較的小さな魚で、海面近くでプランクトンを食べながら生活をしています。 細長い筒状の胴体に大きな尾ビレと胸ビレがあり、身の危険が生じたときは滑空して逃... サカマ