寿司のネタには欠かせないシラウオです。 シラウオの軍艦巻きの食感は最高ですね! 河口や汽水域に生息します。 春の季語の魚ですが、年間を通じて水揚げがあります。 江戸時代は東京湾内でもシラウオが獲れ、隅田川河口で産卵のためにやって来たシラウオを獲っている漁師の姿がありました。 寿司ネタ以外に江戸前天ぷらなど割烹や料亭では...
サカマ
旬の魚、魚の調理方法から、漁港、産地のレポート、記事など、魚に関わる様々な情報を発信していきます。
サカマの記事一覧
今年も3月11日がやってきました。あの東日本大震災から丁度5年です。 当時会社員で営業をしていた私は外回りで逗子の客先に向かっていました。 客先の会社の看板が見えた頃、突然車のハンドルが取られて制御が困難になり、フロントガラスの外では電信柱が風に吹かれた竹の様にしなっていました。 突き上げる強い揺れに、ぎゅっと身構える...
前回では資源の減少に伴うマグロ漁の世界的規制により、厳しい経営を強いられるマグロ船について、経費やコストを減らす取り組むことを綴りました。 今回は船舶の面から、運営を改善する取り組みについて綴ってゆきたいと思います。 船舶技術の向上により、明治時代には石川播磨重工や住友重工など重工業企業は鋼鉄船の製造を始めますが、船体...
日本海の春を告げるイカが、このホタルイカです。 7㎝前後の小さなイカで、触手の先に発光体があります。 特に危険にさらされた場合などに発光体を光らせます。 何かに触れると点灯して、外敵を脅す役割があると 言われてます。 光で敵を誘導して、すぐに消灯してその場から逃げ去る というデコイの役割です。 小さいながら身は抜群の旨...
戦後、遠洋マグロ業が今よりずっと盛んだった頃のお話です。 世界の海にマグロ漁に出ると、短い漁期で満船になって帰ってきました。 短期間で満船になるということは漁の経費が抑えることができます。 しかも漁獲の対象は魚価が非常に高いクロマグロ、船主は膨大な利益を手に入れることができたのです。 船主に雇われているマグロ船乗組員に...
こんにちは。3月に入り、日に日に春らしくなってきていますね。 皆様、いかがお過ごしでしょうか。 今日のタイトルは一見しただけでは(???)という気持ちになると思います。 私もさっきまではそうでした。 しかし調べてゆくうち、飛行機の整備と魚の流通において関連があることがわかりました。 さて、法律で定まっている飛行時間以内...
2月も残り1日となりました。 まだまだ厳しい寒さが続いていますが、その寒さの中にもほんのりと春の気配がやって来ていることを感じます。 春は近いんだなぁと思うと同時に、鼻のセンサーが本格的に過敏な時期となりました。 涙を流しながら、くしゃみの連続発射にくらくらしているこの頃です。 早く花粉症が収まる4月にならないかなぁっ...