スズキ目ベラ亜目のブダイという魚はご存知でしょうか。 ベラに似た体形の魚で、磯釣り好きな方ならご存知だと思います。 武士の鎧のような出で立ちで「武鯛」、ひらひら舞って踊るような姿で泳ぐから「舞鯛」、そして…これはヒドイ、鯛と比べて不格好というということで「醜鯛」という謂れがあります。 Googleでブダイを画像検索する...
サカマ
旬の魚、魚の調理方法から、漁港、産地のレポート、記事など、魚に関わる様々な情報を発信していきます。
サカマの記事一覧
バレンタインデーの週末は南からの使者で、天気は大荒れになりました。 激しい風が吹き荒れていますが、この風はとても暖かく嬉しい気持ちになります。 もう春が近くまでやって来ていることを実感します。 さて暖かくなる前に食べておきたい2月の旬の魚は沢山ありますが、今回はそのうちの一つアマダイをご紹介したいと思います。 「甘鯛」...
日本人が大好きなマグロ。養殖の技術は進んでいるが、そこには莫大な費用が掛かっています。マグロの餌は魚です。これを野菜に変えられないかという研究が進んでいるのです。 東京海洋大学の佐藤秀一教授の研究は、マグロに植物を食べさせて、「ベジタリアンマグロ」を養殖しようというものです。 理由は生態系に優しいからベジタリアン化を進...
私達人間には利き腕がありますね。利き腕は何をするにも役に立ちます。咄嗟の場合にも利き腕が先に動きます。 魚にも右利きと左利きがあるんですよ。腕はありませんが獲物を捕食するとき、獲物の片側から襲う「利き顎」があることが分かりました。 名古屋大学の小田洋一教授がチームを組んで、アフリカのタンガニーカ湖で調査を始めました。カ...
サバは塩焼きにしても煮付けにしてもおいしい魚ですね。美味しいだけでなく栄養たっぷりというのがうれしいですね。 今回ちょっと変わったシメサバの作り方を、伊勢丹新宿店「東信水産」の安藤雅哉さんの秘伝からご紹介したいと思います。 「サバは鮮度と脂のノリが命ですと仰っています」 先ずは新鮮で脂のノリのいいサバを選ぶポイントは ...
魚は何時食べるとおいしく食べられるのでしょう。魚は新鮮さが命だなどと言って、活きの良さを強調されるように思いますよね。 漁師が獲れたての魚を船上で捌いて漁師めしを作って旨そうに食べます。間違いなくおいしいのだと思います。刺身などは特にこの獲れたての旨さを強調しています。 とれたてで活きのいい魚が食べられるのは、ごく一部...
冬が旬のマダラ。白身は柔らかく脂肪の少ない魚ですね。冬は鍋料理によく使います。ソテーやムニエル、フライもいいですね。棒ダラもいろんな料理に利用できます。 また白子はこってりした味で大変人気があります。マダラはメスよりオスの方が高値で流通しています。やはり白子の方が好まれるのでしょうね。 ■こんなおいしいマダラ好きにうれ...
世の中には色んな変な生き物が存在しますが、魚介類にも存在します。 今日ご紹介するのは、チャンバラをする貝です。 動きはとてもアクティブで、ときに飛びます。 高知県では「チャンバラ貝」、「キリアイ(切り合い)」、大分県では「サムライギッチョ」など呼ばれています。 この貝の和名は「マガキ貝」といい、殻の模様が、竹で粗く編ん...
首都圏のとある料亭。 ここは高級料亭で名を馳せており、ミシュランで三ツ星を獲得しています。 四季の食材をふんだんに使用した繊細な味わいに、食通を唸らせるほどです。 板長が冷蔵便で届けられた発泡スチロールの箱を見て、いつもは厳しい目がほんの少しほころびました。 発泡スチロールの箱には黒いステッカーが貼られており、「下山ス...
那覇空港から車で国道58号線を北上すること約1時間。 道路の左右には米軍キャンプ地が至る所に存在しており、窓の外から吹いてくる南の暖かい風が相伴って海外に出掛けている様な気分になります。 浦添を過ぎて北谷町(ちゃたんちょう)に入り、米軍桑江キャンプの反対側に沖縄県で大きな商業施設「アメリカンヴィレッジ」があります。 シ...