【2022年最新】マトウダイの値段相場はどれくらい?旬の時期・人気の調理方法もご紹介

そもそもマトウダイってどんな魚?

マトウダイとは、マトウダイ目マトウダイ科の魚の一種です。

漢字で書くと馬頭鯛と書き、文字通り馬の頭部に見えることが由来します。捕食をする際に口が飛び出すことが特徴で、その様子はまさに馬の顔のようです。

体は平たい楕円形で、黄色がかった色をしています。

30cmくらいまで成長する魚ですが、大きいものだと90cm近くまで育つ個体もあります。

体の側面の中心に黒い円状の斑紋があることが特徴です。これが矢を射る的に見えることから「まと」や「まとだい」と呼ばれることもあります。

水深30m~50mの浅瀬に生息します。また、群れで生息せず一匹で行動します。

こういった特徴から、イワシの泳がせ釣りやジギングによって捕獲することができます。

温暖な海域を好むため、北に行けば行くほどあまり水揚げされません。太平洋側では主に和歌山や三重、日本海側では北陸から長崎にかけての海域で水揚げされます。

マトウダイの値段相場はいくら?

マトウダイ特徴について抑えたところで、次はこの魚の値段相場について説明していきます。

マトウダイの一般的な価格は、1kgあたり800~1500円です。

定置網にかかった個体は状態が良いので値が付きますが、底引き網や巻き網にかかった個体は状態が悪く、500~600円の値が付くこともあります。

逆に、水揚げされた場所によってはこれ以上に高く値がつくこともあり、1.2kgで3000円近い価格で取引されている例もあります。

マトウダイの消費量は、日本海側の方が太平洋側よりも多いです。そのため、値段も日本海側の方が高くなる傾向があります。

2021年の豊洲市場では、1kgあたり1000円前後を推移していました。ここ数年では低めの水準になっています。

マトウダイの旬の時期はいつ?

マトウダイの旬は11月~2月と言われています。

これは、マトウダイの産卵期が2~5月であり、産卵のために栄養を蓄えているからです。

また、寒い地域の方が産卵期が遅くなります。よって、地域により旬の時期が変わるという訳です。

マトウダイは身だけでなく卵も美味です。そのため、抱卵しているをねらうのであれば産卵期の2~5月が旬ということになります。

2021年の豊洲市場では、11月に平均の値段が一番高くなっていますが、これはマトウダイの旬の時期だからでしょう。

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マトウダイはどのような調理方法で楽しむことができる?外食の値段は?

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日本ではあまり食用として用いられてきませんでしたが、フランスでは高級魚として扱われているマトウダイ。近年は国内でも食用として知られるようになってきました。

ここからは、マトウダイを楽しむための調理法と、外食での値段を紹介します。

マトウダイの調理法は、刺身やムニエル、煮付けや鍋料理、フライなど様々です。

その中でも特におすすめな刺身とムニエルについて詳しく解説します。

刺身

鮮度の良いマトウダイは、刺身として食べることがおすすめです。

マトウダイの白身は、クセがなく上品な味わいをもちます。

噛むとほのかな甘みが香り、食べ飽きない味わいです。

特徴的な味をもつわけではないですが、その分誰でも食べやすい調理法です。

日本で水揚げされる量がそこまで多くないため、提供されている店を探してもあまり見付かりません。居酒屋で提供される場合があり、その際の料金は1000円程度で提供されるようです。

ムニエル

マトウダイのムニエルは洋食でよく用いられます。特にフランス料理では定番の料理で、舌平目と並んでマトウダイが材料として挙がります。

三枚におろした身に小麦粉をまぶし、油をひいたフライパンで焼きます。料理法が簡単なこともおすすめできるポイントです。

身が肉厚なので、塩を振ってレモンを添えるくらいのシンプルさでも十分楽しむことができます。

アレンジしたい場合は、プチトマトやパセリを添えても良いでしょう。

マトウダイの値段についてまとめ

いかがでしたでしょうか?
今回、サカマでは以下のトピックについてご紹介してきました。

  • そもそもマトウダイってどんな魚?
  • マトウダイの値段相場はいくら?
  • マトウダイの旬の時期はいつ?
  • マトウダイはどのような調理方法で楽しむことができる?外食の値段は?

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