そもそもメヌケってどんな魚?
「メヌケ」と聞いても、ピンとこない方が多いのではないでしょうか。
日常生活や、スーパーマーケットなどで見かけることは少ないですよね。
ここでは、そもそもメヌケとはどのような魚なのか、ということについてお伝えします。
メヌケとは、硬骨魚綱スズキ目メバル科メバル属に属する海水魚の中で、体全体が赤く、大型になるものを指します。
「メヌケ」という名前の魚ではありません。コウジンメヌケ、サンゴメヌケ、バラメヌケ、アラスカメヌケなどの種類が存在しており、これらを総称してメヌケと呼びます。
大きさは40㎝から60㎝になることもあり、水深200m~1000mに生息する深海魚です。
メヌケという名前は、「目抜け」という言葉から来ています。
メヌケは深海魚で、水圧が体に大きくかかる環境に生息しています。
そのため、釣り上げられて地上に出てくると、体の内側からの圧力に耐えきれず、目が飛び出してしまうのです。
目が飛び出る→目が抜ける→目抜け→メヌケ、という訳ですね。
メヌケの値段相場はいくら?
そんな一風変わった特徴をもったメヌケですが、日本全国どこでも捕れるという訳ではなく、北海道や東北地方で捕られることが多いです。
また、味が非常に美味であることで知られています。
そのためメヌケは、高級魚として扱われています。
実際にメヌケを購入したい!と思った時に、値段の相場が気になりますよね。
ここでは、メヌケの値段相場についてお伝えします。
メヌケの過去五年間の値段相場を見ると、1㎏あたり¥2,000~¥4,000の幅で推移しています。
特に、メヌケが旬を迎える冬頃になると価格が高騰します。
2022年3月の平均卸売価格は1㎏あたり¥5,000を超えていました。
また、魚の通販サイトやオークションサイトでも1㎏あたり¥5,000を超えるものが数々出品されています。
やはり高級魚と言われているだけあって、気軽に手を出しづらい価格帯ですね。
メヌケの旬の時期はいつ?
高級魚として扱われており、値段もなかなか高いことが分かったメヌケ。
せっかく食べるなら、一番おいしい時期に食べたいですよね。
ここでは、メヌケの旬の時期についてお伝えします。
メヌケの旬は、秋から春にかけての季節です。
特に、真冬の1~2月は脂が乗る時期で、最も旬だと言えます。
値段相場のところでもお伝えしましたが、旬を迎える分、冬は値段が高くなる、ということですね。
一方、旬の時期を超えると産卵期に入り、身が瘦せてしまいます。
そのため、メヌケを美味しく食べるためには、旬の時期を越さないことが求められます。
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メヌケはどのような調理方法で楽しむことができる?外食の値段は?
高級魚として扱われており、冬に旬を迎えることが分かったメヌケ。
実際に食べてみたいと思うようになった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここでは、メヌケをどのような調理方法で食べると楽しめるか、また、外食で食べるときの料金はいくらくらいなのか、ということをお伝えします。
メヌケの調理方法は主に、刺身、煮付け、塩焼き、西京焼き、鍋などが挙げられます。
その中でも、特におすすめな刺身と煮つけについて紹介します。
刺身
メヌケは、鮮度が高いものであれば刺身として食べることができます。
淡白で上品な味わいを持ちクセが少ないので、刺身で食べることをおすすめします。
わさびや青じそと一緒に食べると、より一層メヌケの味を楽しめるでしょう。
煮付け
メヌケの調理方法で特におすすめなのが、煮付けです。
メヌケは、火を通しても身が固くなりづらい特徴を持っています。
酒やショウガを使って臭みを抜くと、さらに美味しく仕上げることができます。
刺身にしても煮付けにしても、外食で食べるとなると、コース料理の一品として提供されることが多いです。
そのため、料金はコースの価格によりますが、やはり高級魚ですので、高めに設定されている場合が多いです。
メヌケの値段についてまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、サカマでは以下のトピックについてご紹介してきました。
- そもそもメヌケってどんな魚?
- メヌケの値段相場はいくら?
- メヌケの旬の時期はいつ?
- メヌケはどのような調理方法で楽しむことができる?外食の値段は?
サカマでは、魚に関する様々な情報をご紹介しております。
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