そもそもシャコってどんな生き物?
シャコとは甲殻類に分類されておりエビに似ていますが、別種の生き物でシャコ科に属しており、頭部・胸部・腹部に分かれています。
シャコの前脚は、カマキリのような鋭い鎌の形状になっていて、甲殻類の硬い殻や貝殻を叩き割ることができるほど、強い力を持っています。
生命力がとても強いシャコは、環境汚染や悪質な水質のところでも生息することができると言われています。
シャコはまずい?どんな味がするの?
シャコの見た目はとてもグロテクスではありますが、味はとても美味しい甲殻類です。
エビとは違う味わいがあるシャコの特徴は、身がふんわりして柔らかく、あっさりとした味で、メスのシャコにはオレンジ色の卵を持っており、コリコリした食感でコクがある味わいです。
シャコのふんわりした身を活かした食べ方でシャコ寿司があり、シャコの身と酢飯との相性が良く甘味が引き立って、とても美味しく味わうことができます。
北海道小樽市や石狩市はシャコの有名な産地で、秋シャコは身が引き締まっていて、大きいのが特徴です。
シャコはとても鮮度が落ちやすい甲殻類で死んでしまうと味が落ちてしまうため、水揚げ後は鮮度が落ちる前に生きたまま茹であげを行うことで、美味しいシャコをお店などで味わうことができます。
今では、決まった時期に少量の水揚げ出荷になっていることで、市場に出回る量が少なくなっているので、高級品としてシャコは扱われています。
シャコが美味しい旬の時期はいつ?
シャコは通年漁獲することができる甲殻類となっていますが、美味しい旬の時期が年2回あります。
3月〜5月頃の初夏の時期は、産卵を迎える時でコクがあって美味しい時期で、次の旬は10月〜12月の秋から初冬にかけて身が引き締まって美味しくなります。
北海道小樽では「シャコ祭り」を旬の11月頃に行われおり、新鮮なシャコを味わうことができるイベントです。
浜ゆでシャコやシャコ汁、シャコ寿司などシャコ料理を美味しく食べられるイベントで、身がぷりぷりして甘味がある旬の獲れたて新鮮なシャコを刺身でいただくこともできます。
ただ、通年で漁獲することができるシャコですが、旬を過ぎたシャコは身が痩せていることから食べられる部分が少なくなるため、旬を過ぎたシャコは食べるには向かないとされています。
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シャコを美味しく食べることができるレシピは?
鮮度が落ちやすいシャコは、水揚げ後茹であげて販売されるので調理がしやすく、もし、活きた状態のシャコを手にすることができたら、塩茹でしたシャコをいただくのがおすすめです。
塩茹でしたシャコは甘味があってぷりぷりした食感で、寿司にしたり天ぷらにしたりと、さまざまな調理方法で食べることができてとても美味しいです。
エビと違って見た目に抵抗を持つ方がいますが、一口食べるとシャコのおしいさにびっくりするかと思います。
そこで、シャコを美味しく味わうことができるレシピを紹介いたします。
シャコの塩茹で
活きたシャコを購入して、自宅で塩茹でして召し上がるのがとても美味しくいただけます。
大きな鍋に湯を沸かし、湯の3%の塩を入れます。
活きたシャコを沸騰した湯に一気に入れ、7分程度茹でたら、ザルにあげて湯をきります。
調理用ハサミを使って、頭と尻尾を切り落として、両端の足の部分を切り落とすことします。
腹と背の殻を剥くことで、シャコの身を取ることができます。
そのまま食べることで、シャコ本来の甘味やぷりぷりとした食感を楽しむことができます。
寿司
ボイルされているシャコを使った調理として、酢飯とシャコの身を握って寿司で美味しく食べることができます。
わさび醤油につけて食べるととても美味しいです。
アナゴのようなタレを絡めたり、醤油・砂糖・みりんを合わせたつゆに漬け込んで食べるのも美味しいです。
漬け込むタレの作り方は、醤油大さじ3と砂糖大さじ2みりん大さじ2を鍋にいれ、弱火で数分煮詰めます。
冷ましたタレにシャコを入れ、冷蔵庫で15分程度置いておきます。
漬け込んだシャコのネタを酢飯と握って出来上がりです。
シャコの味についてまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、サカマでは以下のトピックについてご紹介してきました。
- そもそもシャコってどんな生き物?
- シャコはまずい?どんな味がするの?
- シャコが美味しい旬の時期はいつ?
- シャコを美味しく食べることができるレシピは?
サカマでは、魚に関する様々な情報をご紹介しております。
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