【2022年最新】オニオコゼの値段相場はどれくらい?旬の時期・人気の調理方法もご紹介

そもそもオニオコゼってどんな魚?

オニオコゼとはスズキ目カサゴ亜科オニオコゼ科の高級魚で、一般的に市場で「オコゼ」といえばこのオニオコゼのことをいいます。

オコゼは漢字だと「鬼虎魚」と書き、醜い魚を意味します。

つまり、オニオコゼは「鬼のように醜い魚」という意味です。

オニオコゼは成長すると標準は20cm、大きいものでも30cm以下と小型の魚です。

しかし、小さいからと侮ってはいけません。

オニオコゼは猛毒のある大変危険な魚です。

背びれに16~18本のトゲをもっていて、そのすべてに毒腺があります。

オニオコゼの毒は熱によって分解されるので、もし毒針に刺されたときは洗い流しながらトゲを抜き、刺された場所に熱めのお湯をかけましょう。

次第に痛みは引いてきますが、あくまで応急処置なので処置後は必ず病院へ行ってください。

放っておくと、嘔吐・呼吸困難、ヘタすると死にいたる場合もありとても危険です。

今回は危険なのに高級な魚「オニオコゼ」の値段や旬・調理方法をご紹介します。

オニオコゼの値段相場はいくら?

猛毒を持つオニオコゼですが、その味は絶品です。

「冬はフグ、夏はオニオコゼ」といわれ、フグと肩を並べる高級魚です。

というのも、オニオコゼは漁獲量がとても少ないうえに、毒があり扱いにくく、食べられる部分がとても少ないからです。

豊洲市場でのオニオコゼの卸売平均価格は8月が一番高く12月が一番安く取引されています。

2020年8月の平均卸売価格は1,124円、12月は1,083円で、2021年8月は1,243円なので、最高値と最安値の時期で大きな価格差はないといえます。

市場に出回っているオニオコゼの価格は100グラム1,000円を超えるときもあり、これはトラフグ以上の高価格です。

オニオコゼは漁獲量が少ないことから、スーパーなど小売店で見ることはほぼなく、鮮魚専門店や漁協内の販売店で売られています。

活きたオニオコゼはさらに貴重で価値が高く、高級料亭くらいでしかお目にかかれません。

それでも、なんとか手に入れたい場合は鮮魚専門の通販サイトを探してみましょう。

一例ですが、瀬戸内の鮮魚卸売通販では100グラム1,600円~2,700円で販売されています。

つまり1キロあたり20,000円。

間違いなく超高級魚といえるでしょう。

オニオコゼの旬の時期はいつ?

オニオコゼの旬は一般的には晩春から夏にかけてといわれ、一番市場に出回る時期です。

しかし、冬のオニオコゼは脂がのっていて夏とはまた違う味わいがあり、鍋物によく合います。

7月~8月頃のオニオコゼは、産卵で体力を使ってしまい他の時期に比べて味が落ちていることが多いので、このころさえ避ければほとんど年中が旬といっていいほどでしょう。

ほとんど年中おいしく食べられ、なかなか水揚げされないとあっては、値段の下がりようがありません。

サカマアプリは注文時に魚の下処理が頼めて、
最短で翌日にご自宅に届きます!
漁師さんから直送の獲れたて鮮魚を食卓に!
美味しい魚はこちらから!

オニオコゼはどのような調理方法で楽しむことができる?外食の値段は?

オニオコゼは見た目こそ不細工ですが、その味は見た目から想像できないほどうまみであふれています。

白身魚なので調理方法もさまざまで、刺身、煮つけ、唐揚げなどで楽しめます。

オニオコゼは内臓に毒を持っていないので、フグのように免許がなくてもさばいてたべることができます。

しかし、背びれの猛毒はオニオコゼが死んでも消えていませんので、毒針を捨てる時は新聞紙などに包んで捨てるようにしましょう。

オニオコゼは簡単に手に入らないため、料理店で味わうことがほとんどになると思いますが、その料理店もなかなか仕入れられないため、料金の定まりがありません。

瀬戸内のほうではオニオコゼのコース料理を出している店もあり、こちらだと8,000~10,000円ほどの料金でオニオコゼを味わいつくせます。

刺身

blank

オニオコゼのおいしさを楽しむのは刺身が一番です。

オニオコゼの身しっかりとしていて通常の刺身の厚さでは嚙み切れないくらいなので、フグの刺身のように薄造りにするのがおススメです。

煮付け

オニオコゼの身はコラーゲンが豊富です。

煮つけにすると、皮がコラーゲンでゼラチン質となり、刺身ではコリコリ食感だった身がフワフワになるのでまた違う食感を楽しむことができます。

また、煮付けるときにショウガを加えることで、魚の臭みが消えてより食べやすくなります。

いかがでしたでしょうか?
超高級魚オニオコゼについて紹介しました。

オニオコゼは漁獲量が少ないことから種苗養殖など養殖の研究がされていますが、出荷に至っているのはまだほんの一部で、価格が落ちることは当面なさそうです。

今後養殖研究が進んで気軽に味わえる日がくるといいですね。

オニオコゼの値段についてまとめ

いかがでしたでしょうか?
今回、サカマでは以下のトピックについてご紹介してきました。

  • そもそもオニオコゼってどんな魚?
  • オニオコゼの値段相場はいくら?
  • オニオコゼの旬の時期はいつ?
  • オニオコゼはどのような調理方法で楽しむことができる?外食の値段は?

サカマでは、魚に関する様々な情報をご紹介しております。
よろしければ、ぜひ他の記事もご覧ください!
[widget id="custom_html-2"]

新鮮な鮮魚が手軽に買える、サカマアプリ

blank

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事