魚に関することいろいろ

相模湾、今年もシラスの時期が始まりました!

3月11日、神奈川県では相模湾のシラス漁が解禁になり、早朝から茅ケ崎港ではシラス漁に出る船で賑わっていました。
相模湾で獲れるシラスは「湘南シラス」と呼ばれており、三浦半島の横須賀長井から小田原まで相模湾沿岸各地で広く取り扱われています。

港から200メートル程の沖合がシラスの漁場で、魚群探知機で捉えたシラスの群れを100メートル程の網で囲い込むように掬い、ゆっくり曳いて漁獲します。
この漁法を“シラス船曳網”といい、漁獲対象となる魚種により網の目合いや形状が変わって来ます。

この網の構造は、網の先端に袋状の袋網(シラスを漁獲する網)があり、袋綱の両端に身網、手前には目合の大きな荒手網、そしてロープという風になっています。
漁をするときロープを締めますが、荒手網はシラス以外の魚を逃がす造りになっているため、袋網にはシラスしか入りません。
こうして漁獲したシラスは、その日のうちに塩茹で、日干しの加工をして販売しています。
例年は漁解禁日の水温はまだ低く、漁獲量はほとんどありませんが、今年は割合獲れたとのことで今後のシラス漁が楽しみだという声がありました。

さて、シラスといえばカタクチイワシをはじめマイワシ、ウルメイワシ、イカナゴなど体にまだ色素が沈着していない稚魚全般を指します。
食用にふさわしくない混在物を除いたものを塩茹でにして干します。
そのため魚の稚魚以外にもタコやイカ、エビなどの幼生が混在していることもあります。

シラス漁で漁獲される稚魚はまだ骨格が発達していないので、シラス丼のようにご飯の上に直接載せたり、大根おろしや醤油でそのまま食べることができます。
4月頃になると鎌倉や江の島など湘南一帯では、シラス丼や生シラス料理を提供するお店があちこちで見られます。

基本的には塩茹でをして日干ししたものがほとんどですが、関東では釜ゆでにした後50~60%の水分まで乾燥させた「しらす干し(関西では“太白”と呼ばれます)」が主流で、関西になると25~35%まで乾燥させた堅い「ちりめん」が主流になります。
そして駿河湾を目前にした静岡では茹で上げて水切りした程度、水分含有量85%程の“釜揚げしらす”が有名です。
またキビナゴを主に使用したシラスは「小女子(こうなご)」と呼ばれ、関西では春先になると醤油やみりん、砂糖、生姜で煮た釘煮の季節になります。

画像出典元:http://jpninfo.com/35646

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