魚に関することいろいろ

鯖街道、そしておいしいサバのお話 その2

さて、前回の続きで鯖街道のお話から参りましょう。

朝廷のある京都に向けて食材を送る若狭国は御食国(みけつくに)と呼ばれており、その御食国・若狭国から京都に向けて、主に魚介類が運ばれていました。
平城京や奈良県明日香村の都の跡で発見された木簡には、若狭から鯛の寿司など十種類以上の海産物や加工品が送られていたことが記してあったのです。
江戸時代になると、特に鯖の流通が多かったために“鯖街道”という名前が付きました。
若狭湾で水揚げされ、塩で締めた鯖を行商人が徒歩で京都に運びますが、出町柳に着いたときには丁度よい塩加減だったといいます。
とくに真冬に運ばれてきた鯖は、寒さと塩で身を引き締められて大変美味であったといいます。

そしてそれから500年経った現在、今でも若狭湾では鯖が水揚げされていますが漁獲量は大変落ち込んでいます。
1974年(昭和49年)には12,607トンあった水揚げ量が2014年(平成26年)には31トンと、最盛期の0.25%にしかありませんでした。

2015年に文化庁が“鯖街道”を日本遺産に認定したことを受け、小浜市では「鯖復活プロジェクト」と銘打ち、鯖を再び大々的に売り込むことを決めました。
養殖を開始することを決定して、若狭湾に設置した生け簀に稚魚を1千尾放ちました。
餌の質や量で鯖の身の味を調整して、脂の乗り具合がとても良い鯖の生産をするとしています。
また、飼育している鯖に寄生虫が付きにくくする管理をするため、生食ができることが大きなセールスポイントとなります。

そして今月、小浜市は大阪府豊中市に本社を置く鯖専門料理店「鯖や」と連携提携を結びました。
養殖魚の販路拡大を図る小浜市と、本物の鯖文化を発信したいという鯖やの思いが合致したためです。
鯖やでは小浜産の鯖をはじめ食材を積極的に使用し、養殖鯖の餌に酒粕を使って「鯖街道よっぱらいサバ」というブランドで付加価値を高めるとしています。

協定の中でインターネットを介したクラウドファンディング(CF)を募ることを盛り込んでいます。
鯖やは国内外に専門店「SABAR」14店舗を展開していますが、クラウドファンディングで新店開業費用4千万円を調達した実績があります。

ファンド名は「SABAR鯖街道よっぱらいサバプロジェクト」という名で、3月8日から募集を開始しました。
ミュージックセキュリティーズ(本社・東京)内のクラウドファンディングサイト「セキュリテ」で募集を開始して一口2万5千円、目標金額の半分に達したら事業を開始する予定です。
最終金額は1138(イイサバ)の語呂に掛けて1億1380万円を目標にしています。

画像出典元:http://sousou14.exblog.jp/15832286/
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