入り梅イワシ


マイワシが脂が乗って大きく太った状態を大羽イワシといいます。
この大羽イワシが銚子の沖合で梅雨時期に獲れたものを入梅イワシといい、特別な存在のものなのです。
イワシは、数十年周期で増減を繰り返すことで知られ、今は漁獲量が減っているため、ピーク時の80年代のような「安い」魚ではなくなりました。
マイワシ・カタクチイワシ・ウルメイワシなどの種類があり、鮮魚・煮干し・ちりめんじゃこ・目刺しといった食用だけでなく、飼料・肥料にも利用されています。
シラスは、イワシの稚魚です。

このイワシ、日本全国に広く生息し、なかでも千葉県の銚子は全国一の水揚港。
南からの黒潮と北からの親潮がぶつかり、さらに利根川からの淡水も加わって、年間を通じてエサとなるプランクトンが豊かに発生、イワシは丸々と太っているのです。

産卵期は3月〜8月と長めなのですが、とくに6~7月にかけて水揚げされるマイワシは一年中でもっとも脂がのって美味しいとされ、『入梅イワシ』と呼ばれています。
またこの入梅イワシは銚子でブランド化されています。
120グラム以上の重さで、脂の乗りはピカイチです。

画像出典元:http://sk-photo.main.jp/tetsu/2016/0530choushi/0531.html

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