グレはまずい?その味や美味しいレシピ、旬な時期をご紹介

そもそもグレってどんな魚?

グレとはスズキ目メジナ科の海水魚のことで、西日本ではメジナと呼ばれている魚のことです。

グレの特徴としては、主に東アジアの温暖な浅海に分布する魚で、日本近海では北海道南部から台湾までの沿岸部に主に分布しています。また、沖縄では見られない魚だと言われています。

水深の浅い岩礁部に生息する魚で、大きな回遊も行わないため、釣りの際には一度グレを釣った場所に行けば、また釣れることも多いといわれています。

一見簡単に釣れるような印象があり、実際小さめのサイズであれば防波堤周りでたくさん釣れることもありますが、大きめのサイズとなってくると本格的な磯場で狙う必要があります。

また、グレとチヌは磯場や堤防でのウキフカセ釣りの2大ターゲットとも言われています。

グレはまずい?どんな味がするの?


グレと他の魚の味の違いは、やや皮が厚めなので少し歯ごたえが強い部分と淡白な白身の魚の中でも品のある味であるところです。

同じ磯釣りの対象となる、グレ(メジナ)とチヌ(クロダイ)の味を比較してみても、同様に淡白な白身の魚ではありますが、チヌよりグレの方が歯ごたえを感じる食感をしています。

ダイレクトにグレの味を楽しみたい時にはやはり刺身だと思いますが、グレの刺身の味は白身で淡泊ですが、グレの旬の時期である冬に頂く味わいは、コリコリとした食感と甘みが強く、新鮮なグレが手に入った時は、薄造りにするのがおすすめです。

また、グレは皮と身の間の部分が一番美味しいと言われていますので、炙りにすると皮の良さを引き出し更に美味しくいただけます。皮引きが苦手な人にもおすすめの調理法です。

その他にも、グレはいろいろな料理に合いますので、刺身・焼き物・揚げ物・煮物と美味しく頂く方法は様々です。

グレが美味しい旬の時期はいつ?

グレが美味しい旬の時期は一般的に秋~冬と言われており、その時期は市場にもよく流通します。しかし、産卵を控えた春には脂が乗るとも言われており、春先までが旬という説もあります。

逆にグレには美味しくない時期があり、グレを梅雨~夏の水温が上がってくる時期に頂いた味わいは磯臭く、苦手な人はこの時期のグレを口にすることを避けます。

どうしてもその時期にグレを食べたい時は、腹骨の周囲のニオイの強い箇所があるので、そこをしっかりと切り取っておくと食べやすくなります。

グレを美味しく食べることができるレシピは?

グレの炙り

先にもご紹介しましたが、グレの一番美味しい部分は皮と身の間の部分であるので、こちらでは、簡単に美味しく頂けるグレの炙りのレシピをご紹介いたします。

1.メジナを3枚におろします。その際、中骨や腹骨が残らないように注意してください。

2.その後、うろこが残らないように下処理をします。

3.皮引きは行わず、皮目をガスバーナーで5秒程度炙ります。

4.少し厚めに切り分ければ完成です。

工程は少ないですが、丁寧な下処理とスピード感が大切ですので、難しければ既におろしてあるものを手にされるとスムーズに調理することが出来るかと思います。

グレのムニエル

焼き物も美味しいグレですが、その中でも鮮度を問わず食べやすいのがムニエルです。

購入してから時間が少し経ってしまった際には是非試してみてください。

1.メジナを3枚におろします。

2.キッチンペーパーで水分を拭き取り、塩・こしょうを両面にふりかけ、10分程度そのまま置いておきます。

3.小麦粉を両面につけます。
4.弱火のフライパンでバターを熱し、バターが溶けてきてから皮目を下にして焼きます。5.皮目が焼けたら反対側も焼き、両面焼き色がついたらフライパンに蓋をして弱火で蒸し焼きにします。

6.グレの身がふっくらとしてきたら完成です。

バターを熱する際に、バターが焦げ付きやすいため弱火でゆっくり熱することに注意しましょう。また、皮目はしっかりと焼き色をつけ、身の方は少し軽めに焼き色をつけるようにするとふっくらと仕上がりやすいので気をつけてみてください。

グレの味についてまとめ

いかがでしたでしょうか?
今回、サカマでは以下のトピックについてご紹介してきました。

  • そもそもグレってどんな魚?
  • グレはまずい?どんな味がするの?
  • グレが美味しい旬の時期はいつ?
  • グレを美味しく食べることができるレシピは?

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