そもそもサクラマスってどんな魚?
サクラマスとは、サケの仲間で体長60cmほどです。
山口県沿いの海や千葉県沿いの海、北海道でみられることが多いです。
特に北海道で獲れるサクラマスは「海サクラ」と呼ばれ、日本の漁獲量の7割を占めています。
サクラマスは川で孵化しますが、成長過程において充分な餌を食べることが出来ないため、海に出ていきます。
この時、充分な餌を食べることが出来たものは川に残りヤマメとなります。
サクラマスとヤマメは同じ魚でも、生息する場所によって呼び名が変わるのです。
サクラマスの値段相場はいくら?
サクラマスの天然物の値段は一切れ500円前後、一尾7,000~15,000円ほどと高価なものになっています。
50~70gほどの切り身になって販売されている事も多いので、値段や使い勝手を考慮した上で、どちらを購入するか検討されると良いでしょう。
一部ネットでは2kg7000円以下の価格で購入できることもありますが、1kg2,000円を切ることはないようです。
【サクラマス天然物の大きさと値段(2021年時点)】
大きさ(g) | 50~70 | 1000 | ~2500 |
値段(円) | 500~600 | ~4000 | ~15000 |
サクラマスの養殖の値段は、天然物の値段とあまり変わりません。
刺身に適していることや可食部が多くなることのメリットを考えると養殖もおすすめです。
一方でサクラマスの養殖は、近年始まったばかりです。
そのため、養殖物はまだまだ少ないので、売り切れる前にチェックしておく必要があります。
また、ヤマメの値段は三尾で500~700円程度になります。
サクラマスと比べるとヤマメの値段はかなり安くなるので、味と値段の違いを試してみるのも面白いかもしれません。
サクラマスの旬の時期はいつ?
サクラマスの旬の時期は、2月中旬~6月上旬です。
この春の時期に、水揚げも盛んになります。
特に北海道では漁獲量が増えるだけでなく、サクラマスを求めた釣り人たちも集まってきます。
基本的には、春の時期が旬ではありますが、地域によっても釣れる時期に違いがあります。
地域と時期の詳細は下記の表をぜひチェックしてみてください。
道南方面 | 12月下旬~7月 |
道北方面 | 4月~6月 |
道東方面 | 4月~6月 |
サクラマスはどのような調理方法で楽しむことができる?外食の値段は?
身が柔らかく、脂がのっているサクラマスは、釣れる地域や時期が限られることから高級魚として知られています。
そんなサクラマスをよりおいしく食べるためのポイントを解説していきます。
刺身
サクラマスの刺身は甘みがあり脂ものっていて、なにも付けずに食べられるほど旨味があります。
ただし、刺身で食べる際には注意が必要です。
天然のサクラマスには寄生虫がついており、生で食べると嘔吐や激しい腹痛に襲われる場合があります。
冷凍庫で2日以上寝かせることで寄生虫を滅することができるので、一度冷凍して解凍してからお召し上がりいただくのがベストです。
冷凍するのが面倒な方は、養殖を使うのもおすすめです。
養殖の場合は、寄生虫がほとんどついていないのでそのまま刺身にしていただけます。
外食でサクラマスの刺身を食べる際の値段は、一皿800~1,000円ほどです。
塩焼き
ふっくらとした身で美味しいサクラマスだからこそ、塩焼きというシンプルな食べ方も最適です。
塩で漬けて旨味を凝縮させることで、サクラマス本来の味をより際立たせることができます。
シンプルな食べ方で、天然と養殖の味の違いを試してみるのも楽しいでしょう。
外食で塩漬けを食べる際の値段は、850円~1,000円ほどになります。
サクラマスの値段についてまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、サカマでは以下のトピックについてご紹介してきました。
- そもそもサクラマスってどんな魚?
- サクラマスの値段相場はいくら?
- サクラマスの旬の時期はいつ?
- サクラマスはどのような調理方法で楽しむことができる?外食の値段は?
サカマでは、魚に関する様々な情報をご紹介しております。
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