鋭い剣状の細長く銀色に光る魚で、大きさは1メートルを超えます。
日本沿岸で北海道南部から日本列島、四国、九州の太平洋沿海地方、東シナ海にかけてと広く分布しており、太平洋で生息する群と日本海に生息する群に分けられます。
春から秋にかけて海の表層を群れて行動しますが、冬期になると深場に移ります。
サワラの食性は肉食性で、カタクチイワシやイカナゴなどの小魚を主に捕食して生活をしています。
身はさほど赤くはないので白魚として扱われることがありますが、成分的には赤身魚です。
淡白な味わいながらホロっとした甘みが滲み、脂の旨みと相なって非常に上品な美味しさが楽しめます。
関西では春を告げる魚として古くより馴染みがあり、「サゴシ」という呼び名で親しまれています。
春のサワラは卵巣が旨く、ボラのカラスミの代わりになるのです。
そして、瀬戸内で獲れる魚は脂が乗っており、まるでマグロのトロの様な濃厚な味わいと評されています。
そして東日本では晩秋から冬にサワラの旬を迎えます。
丸々太って身に沢山脂がついた寒サワラが好まれます。
八丈島の郷土料理、島寿司に欠かせない魚で、酒と醤油で漬けたサワラの身をネタにして、ワサビの代わりにカラシで食べます。
画像出典元:http://dt125kazuo.blog22.fc2.com/blog-entry-1639.html
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