【2022年最新】ロウニンアジの値段相場はどれくらい？旬の時期・人気の調理方法もご紹介

2022年11月1日 2022年11月1日

そもそもロウニンアジってどんな魚？

この投稿をInstagramで見る

-

ロウニンアジとはスズキ目アジ科ギンガメアジ属に属する大型の肉食魚、インド太平洋の熱帯・亜熱帯域に生息し、日本近海では関東沿岸まで若魚が回遊してきます。しかし冬の日本近海の水温では繁殖できずに、死滅してしまう、死滅回遊魚です。

その大きさはギンガメアジ属に属する魚では最大級で、大きいものでは全長180㎝にも達し、重さは80㎏になります。

成魚になると単独で回遊し、飛んでいる鳥を捕食するなど、獰猛な性質です。ロウニンアジの名前の由来は群れを作らずに単独で、諸国を放浪する浪人のようだということが由来になっています。

体は体高が高く、アジよりも真鯛などに似た顔つきをしており、ロウニンアジの顔にえらぶたの骨の線が入っていることが、浪人の顔の傷のようだ、というのが由来になっているといった説もあります。

地方名では沖縄では「カマジャー」、宮古島では「ガーラ」と呼ばれており、釣り人の間では、英語名の「Giant　trevally」を縮め「GT」の名で親しまれています。若魚の時には体系が円盤に近く、体が銀白色で腹鰭・尻鰭・尾鰭が黄色を帯びていることから「メッキ」と呼ばれています。

この投稿をInstagramで見る

-

ロウニンアジの主な産地は鹿児島県と沖縄県で市場では1㎏300円～1,200円程で取引され、相場は1㎏600円程で購入できます。2021年から2022年で価格相場の変動はほとんどありません。

鹿児島県や沖縄県では古くから食用とされており、またほかの魚の定置網に入って漁獲されるため、なじみのある魚のようですが、漁獲量が少なく関東や本州では、極少数しか出回っていません。

その理由はロウニンアジは単独で回遊するため、まとまった数が漁獲できないことにあります。

さらにギンガメアジの大型の個体は熱帯のサンゴ礁周辺に住む魚を捕食しているため、食中毒の原因になるシガデラ毒をもっており、30㎝以上の個体は販売中止の指導がされているため、漁獲しても30㎝以下のものしか流通することが無いことも理由です。

産地以外の流通はほとんどありませんが、まれに産地以外にも出荷され、その場合も価格は変わらず1㎏600円程度とリーズナブルな価格で出荷されます。

大人気どうぶつの森シリーズのとびだせどうぶつの森、あつまれどうぶつの森ではロウニンアジを釣りあげる事が出来、ロウニンアジはあつ森4500ベル、とび森4500ベルでどちらも売却できるようです。

ロウニンアジは通年脂がのっている魚ですが、秋から冬にかけては特に脂のり良い旬の時期をむかえます。

30㎝を超える個体は販売中止指導がされているので、流通することはありませんが、食べごろの大きさは4㎏～5㎏程度のものが、美味しいとされています。

旬の時期でも値段は変わらずリーズナブルなので、市場やスーパーで見つけた場合はぜひ、食べてみてください。

ロウニンアジの刺身は、ねっとりとした食感で甘みのある脂があり、とてもおいしく頂けます。

他には火を通しても身が硬くなりにくく、身に甘みがあるという特徴があり、塩焼きや、唐揚げでも楽しむことができます。

ロウニンアジの刺身は2人前ほどの量で、500円～1,000円程の料金で楽しむ事が出来ます。

材料

手順

外食ではロウニンアジの唐揚げは300円～500円程の料金で頂くことができます。

材料

手順

外食では、大型の魚ならではの兜煮が1,000円～1,500円程の料金で頂くことができます。

いかがでしたでしょうか？
今回、サカマでは以下のトピックについてご紹介してきました。

サカマでは、魚に関する様々な情報をご紹介しております。
よろしければ、ぜひ他の記事もご覧ください！
[widget id="custom_html-2"]

この記事を書いた人

小さい時から釣りが好きで、毎日サカマアプリをチェックするのが日々の楽しみな30代。