そもそもモンゴウイカってどんな魚?
モンゴウイカとは、コウイカ属に属するイカの一種です。
雷が多い季節に水揚げされることや、甲の模様が稲妻のように見えることから、別名「カミナリイカ」とも呼ばれています。
最近では、「ヨーロッパコウイカ」などの輸入イカをまとめてモンゴウイカと呼ぶようになってきたため、それらと区別するためにあえて「カミナリイカ」と表記するお店も増えているようです。
「コウイカ」と比較して最も特徴的なのは、その大きさです。
一般的な「コウイカ」が20cm程度なのに対して、モンゴウイカは大きなものでは40cm程度まで成長するものもいます。
モンゴウイカの産地は西日本が中心で、産卵期に沿岸によって来たものが水揚げされます。
一度にまとまった量が獲れないため、「コウイカ」よりもモンゴウイカの方が高い値段で取引されることが多いようです。
モンゴウイカの値段相場はいくら?
モンゴウイカは比較的高級なイカですが、「アオリイカ」や「ケンサキイカ」などに比べれば安く手に入れることができます。
ここでは、モンゴウイカの通信販売価格や市場販売価格について、産地や旬による値段の変化に注目しながら解説していきます。
【モンゴウイカの通信販売価格】
モンゴウイカは、通信販売で購入することができます。
下処理済みで、開いた頭部分が3〜4枚入ったものは、大体1kg5,400円〜6,900円ほどで販売されています。
ゲソなどは頭部分と比べて安く、1kg1,500円〜2,000円ほどで購入できるようです。
また、刺身用に細切りにされた状態のものは100g460円〜500円の価格帯で販売されており、自然解凍すればそのまま食べることができます。
【モンゴウイカの市場販売価格】
モンゴウイカの市場販売価格は、産地や時期によって大きく変化します。
モンゴウイカの産地である関西地域では、5月・6月の取扱量が最も多く、2021年の平均卸価格は1kg当たり500円ほどでした。
反対に、7月・8月・9月は最も取扱量が少なく、2021年の平均卸価格は1kg当たり1,600円ほどと高値になっています。
モンゴウイカの水揚げ量が少ない関東地域では、5月・6月もそこまで取扱量は多くなく、2021年の平均卸価格は1kg当たり700円ほどでした。
関西同様、7月・8月・9月は取引価格が上昇し、2021年の平均卸価格は1kg当たり1,250円ほどになっています。
モンゴウイカの旬の時期はいつ?
モウゴウイカは通年市場に出回りますが、旬の時期は春から初夏と言われています。
なかでも5月は取扱数量が最も多いため、値段も安くなります。
旬の時期の中でも比較的手頃な値段で、食べごろのモンゴウイカを手に入れることができるのでおすすめです。
モンゴウイカはどのような調理方法で楽しむことができる?外食の値段は?
肉厚で程よい食感と甘みのあるモンゴウイカは、様々な調理方法で楽しむことができます。
ここでは、モンゴウイカをより一層美味しく食べられる調理方法や外食時の料金についてご紹介していきます。
モンゴウイカの刺身
モンゴウイカの特徴である、ねっとりとした甘みを堪能するなら刺身が一番です。
身が分厚いため、細かく切れ目を入れたり、薄くスライスすると食べやすくなります。
モンゴウイカの刺身をお店で食べる場合、モンゴウイカ単品の刺し盛りは一皿650円〜900円ほどで提供されることが多いようです。
モンゴウイカの天ぷら
モンゴウイカは加熱しても絶品です。
特に天ぷらは、モンゴウイカの程よい歯ざわりと甘みを存分に感じることができます。
その旨味を存分に味わうなら、あえて塩とレモンで食べることをおすすめします。
モンゴウイカの天ぷらをお店で食べる場合、天丼や天ぷら定食として1,600円〜2,300円ほどで提供しているお店が多いようです。
モンゴウイカの値段についてまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、サカマでは以下のトピックについてご紹介してきました。
- そもそもモンゴウイカってどんな魚?
- モンゴウイカの値段相場はいくら?
- モンゴウイカの旬の時期はいつ?
- モンゴウイカはどのような調理方法で楽しむことができる?外食の値段は?
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