さかなの知識 北海道・道東でサンマ棒受け漁はじまる 立秋を過ぎましたが厳しい暑さがまだまだ続く今日この頃、如何お過ごしでしょうか。 今日は一足早い秋の旬について綴りたいと思います。 お盆を直前に控えた8月10日、北海道道東の根室市ではサンマ棒受け漁が解禁になり、約60隻の漁船が根室市の花咲漁港を出港しました。 サンマの漁場は主にロシアの200海里水域付近で、一回当たり3... サカマ
さかなの知識 赤身魚と白身魚 魚には赤身のものと白身のものに分類されますが、食べたときに味わいや舌触りに大きな違いがあります。 濃厚な味わいの赤身魚に対して、白身魚はさっぱりした味わいです。 刺身にしたとき関東の人は赤身魚を、関西の人は白身魚を好む傾向があるそうですね。 一般的に赤身魚の代表はマグロやカツオ、ブリ、サバ、サンマ、イワシなどですが、共... サカマ
さかなの旬 今日の魚 タチウオ 体が細く長く、体長は1メートル以上もある魚です。 何よりタチウオの一番特徴的なことは、体が鮮やかな銀白色をしています。 この体色はグアニンという銀箔のような色素によるもので、マニキュアや人工真珠の色づけや光彩をつくるために使われています。 色見や形態が刀のように見えるので「タチウオ」と呼ばれているそうですが、頭を上にし... サカマ
さかなの旬 鮎魚女(アイナメ) アイナメの身は脂身が多いので「アブラコ」、「アブラメ」などと呼ばれています。 ごつい魚体とは裏腹に「愛魚目」、「鮎魚女」など艶な名前も持っています。 姿がアユに似ている為、「鮎なみ」が転じてアイナメになったと言う説。 鮎と見た目が似ているからではなく、鮎のように縄張りを持つ習性のため、「鮎のような魚」と言う意味で「鮎な... サカマ
さかなの旬 メカジキ 大きく長い吻がメカジキのシンボルで、カジキ類の中でも最大級です。 食性は肉食性で特にイカ類を好みますが、他の魚類や甲殻類なども捕食します。 メカジキは、カジキの中でも最も獰猛な性格で、船舶や大型魚クジラなどにも突進することもあり、漁獲のときは漁師さんは長い吻に気を付けながら作業を行っています。 漁獲量がダントツに多いの... サカマ
さかなの旬 今日のお魚「岩牡蠣」 初夏を過ぎて、全国的に入荷量が増えてくる魚介類のひとつとして、岩牡蠣があります。 日本海側を中心に、深さ5~10メートルの岩場に生息します。 真牡蠣と比べて体が大きく、ときに1キロ以上の重さの個体があることが特徴です。 岩牡蠣と真牡蠣の違いについて、実に様々なのです。 深さ5~10メートルの深さの岩場に生息する岩牡蠣に... サカマ
さかなの旬 今日のお魚 マコガレイ カレイはとても種類が多いです。 種類ごとに和名があり、漁業関係者は殆どの種類を区別して呼びますが、似ているものがとても多く、一般的には様々な種類のカレイを一括して「カレイ」と扱うことが多いのです。 スーパーの鮮魚コーナーでは、ラベルには「カレイ」としか記入していないケースが多いですね。 マコガレイはその中でも最も代表的... サカマ
さかなの旬 アサヒガニを知っていますか? カニという言葉を想像したとき、真っ先に出て来るのはタラバガニやズワイガニ、毛ガニなど高級食材ではないでしょうか。 これらのカニは冬の代表的な美味しい味覚で、広く認知されています。 日本沿岸に生息するカニの種類は1,000種ほど存在しますが、食用できるカニは数十種類に限られています。 タラバ、ズワイ、毛ガニのカニ御三家以... サカマ
さかなの旬 ゾウリエビ(足袋エビ) 足袋のような形をしたこのエビは、西日本から南では高級食材として使われており、イセエビに負けない美味しさを誇ります。 エビの中で最も旨いという声もあります。 身が充実して美味しい季節は秋以降翌年の春にかけてです。 イセエビよりも小さく、平たいので食べられる部分が少ないと思われがちですが、殻を割ると身がぎっしり詰まっていま... サカマ
さかなの知識 幻の魚!?イトウ サケ科に属する淡水魚イトウは、すらっとした細長い体型が特徴的な魚で、北海道の11水系で生存が確認されています。 他のサケ類と大きく異なる点は、一生のうち何度も産卵を行うことです。 イトウはしばしば「幻の魚」という表現をされます。 幻という定冠詞が付いたのは、1968年に発表された開高健氏の著書「私の釣り魚大全」で、「釧... サカマ