さかなの旬 エゾメバル(季節の魚) エゾメバルは「わいわいがやがや」と賑やかなほど沢山獲れるので「がや」という名前があります。 北海道、東北の産地ではどんな料理をしても魚の味がいいのでとても人気があります。 旬は、春。 早春の船釣りは、メバルから始まるため、「春告魚」とも呼ばれています。 風が強く海が荒れている時にはメバルがつれない事から、メバルが釣れる... サカマ
さかなの旬 スズキ(季節の魚) 暖かくなると身に旨さが乗って来ます。 出世魚といえばブリですが、スズキも隠れた出世魚です。 80センチ程で、細長く前に側扁している特徴ある形の魚です。 魚編に慮と書いてスズキと読みます。 字のとおり、スズキの白身はすすいだ様な美しい透明感があります。 鮮度が良い魚は、川魚の様な清々しい香りが旨みと共に広がります。 スズ... サカマ
さかなの旬 相模湾、今年もシラスの時期が始まりました! 3月11日、神奈川県では相模湾のシラス漁が解禁になり、早朝から茅ケ崎港ではシラス漁に出る船で賑わっていました。 相模湾で獲れるシラスは「湘南シラス」と呼ばれており、三浦半島の横須賀長井から小田原まで相模湾沿岸各地で広く取り扱われています。 港から200メートル程の沖合がシラスの漁場で、魚群探知機で捉えたシラスの群れを1... サカマ
さかなの旬 シラウオの春告げ 二月が終わりました。 相変わらず冷たい北風がまだ吹き続けていますが、日に日に少しずつ柔らかくなってゆく太陽の光に春の訪れを感じます。 商店街を歩くと八百屋の軒先にタラの芽やフキ、ヤマウドなど春の野菜が並んでおり、その隣の魚屋にはヤリイカやサヨリなど春を告げる魚が並んでいます。 春の訪れを告げる魚は何種類もありますが、と... サカマ
さかなの旬 鰊(ニシン) 戦後しばらくは北海道周辺に回遊するニシンが沢山おり、いつもニシン漁の船は大漁で港に帰ってきていました。 ところが1950年代になり急激に姿が減り、年間100万トンあった漁獲量が5万トンまで落ち込みました。 漁獲以外に海水温の上昇など海域の変化が推測されますが完全には解明されていません。 自主的な行動で漁具の網目を大きく... サカマ
さかなの旬 入り梅イワシ マイワシが脂が乗って大きく太った状態を大羽イワシといいます。 この大羽イワシが銚子の沖合で梅雨時期に獲れたものを入梅イワシといい、特別な存在のものなのです。 イワシは、数十年周期で増減を繰り返すことで知られ、今は漁獲量が減っているため、ピーク時の80年代のような「安い」魚ではなくなりました。 マイワシ・カタクチイワシ・... サカマ
さかなの旬 マルガニ(ヒラツメガニ) マルガニやヘラガニと呼ばれて流通しているヒラツメガニです。 第五脚は遊泳脚となっており、爪先が平たいことからヒラツメガニと謂れています。 英語ではスイミングクラブと呼ばれます。 北海道南部から沖縄と日本各地で揚がる小型のワタリガニです。 食用としての人気は勿論、釣りの対象としても人気があります。 纏まった数で獲れるため... サカマ
さかなの旬 トビウオ トビウオの語源は字のごとく「飛ぶ魚」からきています。 飛ぶ姿が勇ましいトビウオ、見たことがある方もいらっしゃることだと思います。 英名でも「フライングフィッシュ」と呼ばれ、日本では、単に「トビ」と呼ぶ土地も多く、九州や日本海側では「アゴ」とも呼ばれます。 飛魚は魚類で唯一空を飛べる魚で、尾びれで水面をたたき、胸ビレを広... サカマ
さかなの旬 丸アジ マアジよりも体の幅があり、形状が丸いのでマルアジと呼ばれています。 血合いがやや多く透明感のある身は、脂肪程よい乗り具合であっさりとした味わいの中に、深い旨味と甘味がほのかに感じられます。 身に脂が乗っていますので、新鮮なものは刺身にすると非常に旨いです。 ただもっとも味の安定しているのは秋から春。 鱗は薄いがやや強く... サカマ
さかなの旬 太刀魚(タチウオ) 日本沿岸では北海道から九州南部の太平洋、東シナ海の沖縄にかけて広く分布しています。 周年水揚げがあり、季節によって味が落ちることもない安定した旨さの白身魚です。 骨は柔らかく、身離れがいいです。 比較的鮮度の足が早いですが、鮮度がいいものは刺身で美味しくいただけます。 涼しげな姿とはウラハラに、良質な脂肪酸を多く含む高... サカマ