さかな料理 東京・大阪 握り寿司食べ比べ(その2) さて、前回では戦後の食料統制をきっかけに、国内の握り寿司の殆どが「江戸前」スタイルになったことを綴りました。 現在の魚は、高い鮮度を保ったままの技術とスピーディな流通網で全国を結んでいます。 そのため東京や大阪、その他の都市でも、冬の北海道のタラバガニや寒ブリなど旬の魚を寿司ネタに美味しく食べることができるようになりま... サカマ
さかな料理 旨いぞ!マグロラーメン SAKAMA図鑑ご覧の皆さまこんにちは。 日に日に寒くなり、すっかり街路樹の葉っぱは黄色く染まりましたね。 2015年も残すところ、あと一か月。 これからやって来る忙しい師走を乗り越えて、明るい正月を迎えたいですね。 さて、寒くなると恋しいのがラーメン。 寒い夜、ラーメンの湯気に眼鏡を曇らせながら啜り、凍えていた体が温... サカマ
さかなの知識 ニシンと関西の深くて美味しい関係 京都、大阪に出掛けてうどん屋か蕎麦屋に入ると、必ずと言っていいほど「にしん蕎麦」がメニューにあります。 身欠きニシンの甘露煮がかけそばの上に乗っかっているものが出てきますが、これは旨いです。 素焼きした身欠ニシンを、醤油やみりんに砂糖を加えた汁で煮て照りを出しています。 長時間煮込んでいるため、骨も柔らかくトロトロとし... サカマ
さかなの旬 鮟鱇(あんこう) 鮟鱇は今も昔も高級魚として人気のある魚です。白身で淡白な味でカロリーは低いが、アンコウ鍋としてなくてはならない魚です。 産卵を終えた7~8月を禁漁とし、肝が大きくなる11~2月ごろが一番おいしい時期です。 茨城県では底引き網漁によってアンコウを漁獲しています。 鮟鱇の産地は福島県から茨城県にかけてが有名な漁場ですが、近... サカマ
さかなの知識 魚を使った健康料理~魚うどん~ うどんやラーメンなど麺好きな人は、毎日1食は麺を食べる人もあれば、3食とも麺を食べる人もいます。いくら好きでも食べ過ぎはよくありません。炭水化物=糖質の摂りすぎは危険です。 人の一日のエネルギー必要量は、男性で2660kcal、女性で1995kcalです。炭水化物のエネルギー量は4kcal/gであり、仮に60%と考える... サカマ
さかなの知識 鮨のいろいろ~鯖を使った寿司~ 鯖を使った寿司は美味しいですね。どんな種類があるのでしょう。鯖棒寿司・柿の葉寿司・バッテラ寿司が思い浮かびますね。押し寿司に適しているのでしょうか。 ■鯖鮨 鯖寿司といえば京都が発祥といわれています。古来から京都では新鮮な鯖は手に入れることができなかったため、福井県の若狭から鯖を手に入れていました。 有名な鯖街道を荷車... サカマ
さかなの知識 鮨について~鮨はどこから?~ 寿司はいつ食べてもおいしいですね。食欲がない時でも、寿司なら食べられるという人も多いのではないでしょうか。 いろんな寿司がありますが、日本ではいつごろから寿司を食べ始めたのか、どんな寿司だったのかを調べてみました。 すしは漢字で書くと「鮨・鮓・寿司(当て字)」と書きますが、中国では2000年前からあった漢字です。 「鮨... サカマ
さかな料理 美味しく食べるには理屈はいらない…マグロ鉄火丼 世の中には色んな海鮮丼がありますよね。 ご飯の上にマグロを載せたのが「鉄火丼」と言われていますが、それとは別に「マグロ丼」というものもあります。 また、ご飯は炊いただけでもいい、いや、酢飯ではなければならない…ネットで調べると鉄火丼にまつわる様々な主張があり、どれが本当のことか、今ひとつわからないのです。 頭の中を渦巻... サカマ
さかな料理 ねごめし(静岡県伊東の漁師めし) 「ねごめし」っていったい何でしょう。漁師めしというからには当然魚介の入った料理に違いない。名前を聞いただけでは想像もつきません。お腹の虫を抑えて調べてみました。 静岡県伊東市は天城の山系を背にして、相模湾に向かって開けた温泉と観光で有名な所です。泉質は無色透明、無臭の単純泉、弱食塩泉です。 効能は慢性リウマチ・神経痛・... サカマ
さかな料理 下北半島のイカ寿司 青森県といえば「大間のマグロ」が有名ですが、イカとホタテも有名な水産物です。 下北半島は青森県の北東部にある日本有数の漁場です。日本海と太平洋がぶつかり合う津軽海峡では、真イカが回遊し、下北半島に多大の恵みをもたらせてくれるのです。 夏の夜にはイカ釣り船が大挙して漁に繰り出し、その漁火は青森の夏の風物詩になっています。... サカマ