さかな料理 美味しいホタテを食べてみませんか? その3 前回ではホタテの捌き方や下ごしらえについて綴りました。 SAKAMAホタテファンの皆様、大変お待たせいたしました! 今回は美味しいホタテのお料理について綴りたいと思います。 まず冷凍保存したホタテの貝柱は、使用分をビニール袋に入れて流水で解凍しましょう。 自然解凍をした場合、身の組織内の水分が溶けて滲み出し、旨み成分を... サカマ
さかな料理 沖縄の魚は旨いんだぞ 南国に生息している魚は美味しくないという言葉をよく聞きます。 身が柔らかくて、脂が乗っていないからそっけない味がする…だそうです。 沖縄のスーパーに行くと内地から空輸されてきたサバやサンマが売っていて、しかも売れているのです。 確かに沖縄県は日本一魚の消費量が少ないというデータがあります。 四方が海で沢山の魚がいる海な... サカマ
さかな料理 正統ブイヤベースの憲章はご存知? 寒い時期に温かいブイヤベースで魚を味わうのも、これまた幸せな気分になりますね。 ブイヤベースとは南フランスのプロヴァンス地方、地中海沿岸の代表的な海鮮料理で、マルセイユの名物料理です。 ブイヤベースの始まりは遥か昔、漁師が獲って来た魚で形が変な魚や、値が付かない魚を自分たちで消費するため、大鍋に魚をブチ込んで塩汁だけで... サカマ
さかな料理 台湾お魚食べ歩き その2 台湾の首都台北から100kmほど東に進んだところに、位置する宜蘭県。 人口46万人の都市で、日本最西端の与那国島から110kmの距離しか離れていません。 天気のいい日には与那国島を見ることができ、一方の与那国島は宜蘭の山間を見ることができます。 蘭陽渓の沖積作用により形成された平野は肥沃な土壌が広がり農業が盛んです。 ... サカマ
さかな料理 台湾お魚食べ歩き その1 遅れ馳せながら、あけましておめでとうございます。 本年も皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。 さて、私は年末から年始にかけて2週間ほど台湾に出掛けておりました。 台北は例年と比べて雨が多く肌寒いものでしたが、台湾南部の高雄は概ね天候は良く、気温も25℃と初夏並みの爽やかな気候でした。 台湾料理と言えば有名なものは小... サカマ
さかな料理 天然カンパチの生ハム風燻製 明けまして、おめでとうございます。 本年も、さかま図鑑を宜しくお願い致します。 早速ですが、新年の初めの記事は、ハムのお話です。 ハムといえば豚肉でしょう。豚やイノシシのもも肉を塩漬けにした加工食品を思い浮かべますよね。ハムは英語で豚のもも肉という意味ですけど。 豚の骨つきもも肉を燻煙・湯煮したものが「骨つきハム」。骨... サカマ
さかな料理 マグロの胃袋「ゴングリ」と魚のホルモン料理 日本人はマグロが好きな人種ですねぇ。マグロは頭からしっぽまで捨てるところがありません。すべてを食べつくすのが日本人のいいところでしょうか。 あまり知らなかったのですが、マグロにかぎらず魚の内臓もおいしいらしいです。魚のホルモンとでもいうのでしょうか。 ■先ずはマグロの「胃袋」を使った漁師料理です。 マグロは捨てるところ... サカマ
さかな料理 東京・大阪 握り寿司食べ比べ(その2) さて、前回では戦後の食料統制をきっかけに、国内の握り寿司の殆どが「江戸前」スタイルになったことを綴りました。 現在の魚は、高い鮮度を保ったままの技術とスピーディな流通網で全国を結んでいます。 そのため東京や大阪、その他の都市でも、冬の北海道のタラバガニや寒ブリなど旬の魚を寿司ネタに美味しく食べることができるようになりま... サカマ
さかな料理 旨いぞ!マグロラーメン SAKAMA図鑑ご覧の皆さまこんにちは。 日に日に寒くなり、すっかり街路樹の葉っぱは黄色く染まりましたね。 2015年も残すところ、あと一か月。 これからやって来る忙しい師走を乗り越えて、明るい正月を迎えたいですね。 さて、寒くなると恋しいのがラーメン。 寒い夜、ラーメンの湯気に眼鏡を曇らせながら啜り、凍えていた体が温... サカマ
さかなの知識 ニシンと関西の深くて美味しい関係 京都、大阪に出掛けてうどん屋か蕎麦屋に入ると、必ずと言っていいほど「にしん蕎麦」がメニューにあります。 身欠きニシンの甘露煮がかけそばの上に乗っかっているものが出てきますが、これは旨いです。 素焼きした身欠ニシンを、醤油やみりんに砂糖を加えた汁で煮て照りを出しています。 長時間煮込んでいるため、骨も柔らかくトロトロとし... サカマ