さて唐突ですが、あなたは「鮭」を“サケ”と読みますか? それとも“シャケ”と読みますか? 「鮭」を広辞苑で調べると“サケ”と記載されていますが、“シャケ”も読み方として正解です。(広辞苑にはシャケはサケの転語と言う注釈があります) マルハニチロが全国15歳以上の男女1,000人にアンケートを取ったところ、“サケ”と読む...
サカマ
旬の魚、魚の調理方法から、漁港、産地のレポート、記事など、魚に関わる様々な情報を発信していきます。
サカマの記事一覧
前回ではサケとマスに明確な違いがないことを綴りました。 さてサケ科の魚というのはいったい何種類あるのかというと、サケ属、タイヘイヨウサケ属、イワナ属、イトウ属、カワヒメ属、アカントリングア属、コレゴヌス属、サルモティヌス属、ステノズゥス属、ブラキミスタクス属、プロソビウム属の11属66種に分類されます。 そのなかで、日...
先日まで8回に渡りサンマについてあれこれ綴りました。 日常でお馴染みなサンマには、沢山のミステリアスなことがあることをお伝えしました。 きっと、今年のサンマは例年以上に美味しく感じることでしょう…!? さて、今度は「サケ」についてつらつらと綴ってゆきたいと思います。 秋も深まり空気が冷たくなってきた頃、鮮魚店の店頭には...
さんまあれこれ その8 サンマについて、先日気になるニュースが報道されました。 例年、サンマの価格は1尾150円前後で販売されていますが、今年の新物のサンマは300円前後に高騰しているのです。 日によっては400円(!!)もの値が付くこともあります。 何故、今年のサンマはこんなに高いのか? 以前、この記事にて北海道や東...
サンマ話、おかげさまで(!?)第7話目に突入致しましたが、まだまだサンマについて綴りたいことがあるのでございます…。 さあさあ、今日もお付き合いくださいませ。 きっとあなたもこの秋にはサンマ博士になって、皆の人気者になることでしょう! さて先日はサンマの成長と水温の関連性、耳石を解析することで成長の過程を知ることができ...
まだまだサンマのお話、続きます。 「えー、またかよ!」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、もう少しお付き合いくださいませ。 そして今晩のおかずはどうしようかなとお悩みでしたら、是非鮮魚店で新鮮なサンマを買ってきましょう。 脂ノリノリの旨いサンマを食べながらこの記事を読むと、サンマが神秘的なものに見えてくるはずで...
前回、サンマの生息について解明されていないことが多々あることを綴りました。 日本人にとって秋の味覚の代表である大変馴染みの深い魚ですが、その一方でサンマはどこでいつ生まれて育つのか、そしてどのような経路で日本付近に回遊してくるのか、まだ解らないことが多すぎます。 日本近海をはじめ、サンマが生息している北太平洋ではいつも...