味は絶品
鯛が獲れない北海道で、比較的手に入れやすい値段で鯛と同じクオリティーの味と言われるクロソイ。
北海道ではポピュラーな魚なのですが、本州以南ではあまり馴染みのない魚かもしれません。
しかし・・・その美味しさは想像を超えるものであります!
比較的手軽な値段で入手できるクロソイ。
お酒が止まらないクロソイの刺身
クロソイ生身は、刺身、カルパッチョなどにでき、日本酒のみならずワインなどの洋酒にも合うテイストです。
その美味さは想像を絶するものであり、是非おすすめしたい魚です。
画像参照元:https://blogs.yahoo.co.jp/kumasan324/15438573.html
今回はクロソイの皮の美味しさも味わえるように、「松皮造り」にする方法を書きます。
①まずはウロコを取り、エラと内臓を取ります。
②頭を取ります。
③3枚におろします。
④綺麗に水洗いした後、皮を上にして軽く塩をふりキッチンペーパーをかけます。
⑤その上に沸騰したお湯をかけていきます。
⑥皮が縮んできたらすぐに氷水につけます。
⑦皮の部分がしっかり冷えたら、取り出してキッチンペーパーなどで水分を取ります。
⑧後はお皿に盛り付けて完成です!
わさび醤油などにつけて食べると、コリコリとした食感の中にほんのりとした甘みのある絶品です。
北海道の鯛と称せられる味をお楽しみください!
実は鍋のメインにしても美味しいクロソイ
初冬から春先まで接岸し、それ以外は海の深い場所で生息するクロソイ。
主に夜に活動し海の色々な場所で栄養を摂取していて、その身は旨味に満ちております。
そのクロソイの鍋が美味しくないはずがありません。
クロソイの鍋は誰が食べても、美味しいと思う味です!
クロソイの鍋のつくり方を書きます。
①まずはウロコを取り、エラと内臓を取ります。
②頭を取ります。
③背びれが尖っているので、子供が食べる時などはあらかじめ取っておいた方が良いです。
④食べやすいサイズに切ります。
⑤沸騰したお湯にクロソイを入れ、1分程度下茹でして生臭さを取ります。
⑥あとはお好みの野菜や食材と一緒に、鍋の中で煮込んで鍋は完成です!
一つ注意点としては、クロソイは比較的崩れやすい身なので、気をつけて煮ることをお勧めします。
かなり良い出汁が出ます。
程よく脂が乗り、プリプリとした白身は、きっとヤミツキになること間違いなしです!
クロソイの味を手軽なおかずとして楽しめる唐揚げ
刺身や鍋でなくても、クロソイの味を手軽に楽しめる料理があります。
それは唐揚げです。
実は釣り人でもある筆者が、さりげなくおすすめしたい食べ方でもあります。
クロソイの唐揚げのつくり方を書きます。
①まずはウロコを取り、エラと内臓を取ります。
②頭を取ります。
③包丁を入れ、唐揚げ用に身を開きます。
④火が通りやすいように、表面にも幾つか切れ目を入れます。
⑤綺麗に洗って、キッチンペーパーで水気を取ります。
⑥塩コショウをかけて全体に浸透するよう馴染ませます。
⑦お腹の中、切れ目までしっかり付けます。
⑧塩コショウだけでなく、お好みで、生姜、ニンニク、コンソメなどを入れても美味しいです。
⑨あとは唐揚げ粉をしっかりつけて、160℃の油はカラッとするまで揚げたら完成です!
揚げてる間、非常に美味しい匂いがしてきて、あなたはクロソイを唐揚げにして良かったと思うはずです。
出来上がったらお皿に盛って、好きなだけ食べて下さい。
上品な白身の味はきっとヤミツキになるでしょう!
クロソイは釣りでも狙える魚
北海道の鯛と称せられるクロソイは、実は陸上からでも釣れる魚でもあります。
初冬から春先までの東海以北なら、陸っぱりから狙える魚です。
ソイゲームというのが、釣りの中で一つのカテゴリーになりつつあるくらい、季節によっては人気の魚です。
釣具屋でレンタルできる簡単な釣り具で、場所によっては数釣りができる魚でもあります。
夜に釣れる魚なので、夜釣りで狙ってみたい方は是非楽しんで下さい!