さて前回の続き、水圧が高い環境で生活する深海魚の呼吸についてお話ししてゆきましょう。 水深数百メートルで生活するオキアミやエビの仲間は、水圧が上昇すると呼吸量が増すことが判明していますが、これは水温に関わらず、水圧が上昇すると酸素消費量が増えてゆくのです。 もっとも、低温時の方が高温より加圧による酸素消費量の増加はやや...
イカの記事一覧
最近、近所に24時間営業の大型業務スーパーが開店しました。 肉や野菜、魚など生鮮品やら加工食品、ありとあらゆるものが豊富な品ぞろえでしかも安価、 スーパーやコンビニでは見ることのないドデカイ業務用品に心が躍ってしまいます。 すっかり最近では毎日買い物に繰り出しており、色んな食材をワクワクしながら見て回るもんだから店内に...
まだまだ平塚漁協が取り組んでいる“魚の販路拡大”のおはなし、続きます。 平塚漁協では消費者に魚をもっと食べてもらうきっかけになるようにと、軽トラックを改造したキッチンカーを導入してイベントに出動して“実演販売”に活躍しています。 導入したキッチンカーにたまたま付いていた“イカ焼き器”にヒントを得て、カタクチイワシの小魚...
ここ数年、全国的にスルメイカが不漁続きですが、北海道稚内市の沖合では7月より好調な漁が続いており、連日スルメイカを求めにやって来た日本全国の漁船が集結しています。 日本海側のスルメイカ漁は、例年夏になると本州から北海道南部にかけて沖合で行われていますが、ここ数年は日本海の海水温が高く不漁が続いていました。 本年6月1日...
さて前回は漁業の話には触れずに終わってしまいました。 今回はこの神の島“沖ノ島”と漁業との関わりについて綴ってゆきたいと思います。 沖ノ島周辺は波が高く、時には危険な海ですが今も昔も好漁場で沢山の漁船が操業を行っています。 主な漁業は中型旋網(まきあみ)、ふく(ふぐ)はえ縄、はえ縄、イカ一本釣り、アジ一本釣りなどで年間...
毎日夕方になると、私が住んでいる横浜の上空をエメラルド色の旅客機が低空で飛んでゆきます。 世界中の旅客機が何処を飛んでいるのかリアルタイムで分かるアプリケーション「Flight Rador24」で調べてみると、その旅客機の正体は羽田空港発ホーチミンシティ行きのベトナム航空機だったのです。 いつか行ってみたいベトナムに夢...
イタリア料理といえばパスタ、ピザ、リゾットなど日本で馴染みがある料理が多いですね。 欧州の代表的な食文化のひとつであるイタリア料理は、世界的に好まれており多くの国々で料理されています。 2010年、ユネスコはイタリア料理を「地中海の料理」として無形文化遺産に認定されました。 一般的にイタリア料理といえばオリーブオイルや...
先日、タコに関するあれこれと綴りました。 今日は同じ軟体動物の仲間、イカについてあれこれ綴ろうと思います。 イカは世界中で最も日本が消費しています。その量、実に年間100万トン。 世界の水揚げ量がおよそ330万トンですので、1/3は日本が消費していることになります。 イカは漢字で「烏賊」と書きますが、これは海を漂ってい...
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